禅文化研究所客員研究員・北京在住の李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。
チベットの厳しい自然の中でも、草は根を張り、美しい花を咲かせます。
色々な問題のあるチベットですが、昔から一度どうしても行ってみたい国の1つです。
ちょうど10年前、京都の精華大学にダライ・ラマ猊下がいらっしゃった時に、ラッキーにも聴講券が当たり、行ってきました。
何よりもびっくりし、未だに覚えているのは、広い体育館(聴衆1600人)に猊下が姿を現された途端に、体育館内全体がぼわ~んとあたたかい空気というのでしょうか、オーラというのでしょうか、そのようなもので包まれた事です。
これは特に私だけが特別に感じた事ではないと確信しています。
優しく、あたたかく、力強さに満ちたダライ・ラマ猊下を拝見でき、お話を聞き、いまだにあの時の事は色々と鮮明に覚えています。
石がごつごつした大地から力強く生えるチベットの草木に、かの地に住まう人々の事を思いました。
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