以前もこのブログでご紹介した、滋賀県高島市の坐禅草の群生。
達磨大師の坐禅する姿に見立てて、達磨草とも呼ばれる。
ピークは過ぎているのかもしれないが、ちょうど近くを通りかかったので立ち寄ってみた。小さな駐車場はほぼ満車(10台くらいだが)の状態で、誘導員の方も出ている。
普通の住宅街の一角にあるようなこの場所に、ちょっとした森があり、その中に坐禅草が密集しているのだ。
落ちた高木の枝を除去している、ボランティアらしきおじさんがおられたので、少し話を聞いてみたところ、滋賀県では、余呉の方にも群生地があるようだけども、ここよりは遙かに数が少ないとのこと。日本でも有数の群生地だそうだ。
坐禅草は花を咲かせる時に25度くらいまで発熱するとか。今年は雪が多かったこの地域、きっと花の回りは雪が融けていたことだろう。
芋の葉に似ていると思ったら、これはサトイモ科なのだそうだ。
そういや、去年どこだったかで「坐禅草」を1本買ってきて、自坊の天水鉢の中に入れておいたところ、去年は咲いたのに、今年はどこかに消えたようになくなってしまっている。どうやら水に漬けすぎてしまったのかもしれない。