飛騨高山 渋草焼・屋台?!

10月15日、飛騨高山を訪れた。
いつも高山を訪れるのは、大好きな釜元があるからだ。
渋草焼といって、精緻ながらもなんとも温かい絵が気に入っている。>当代は6代目で、戸田柳造氏。
茶道具はそれなりの値段だが、普段使いの湯のみや皿は求めやすい値段で、使っていると何とも言えない愛着が湧く。
今回も、そんな陶器達に惹かれこの地を訪れた。
と、警備員さんが道を歩く私に「屋台はそっちの道からいくと並んでるよっ!」と・・・。
「屋台?別に私お腹空いてませんけど・・・」と思いつつも、言われた通りの道を行くと、曲がった途端に目に入ってきたのは!!!

屋台!!!

京都でいうところの、山鉾!!!
そう、高山では-屋台-というらしいのだ。
警備員のおじさん、ありがとう。

屋台のお家

屋台がしまわれている蔵。
町の中のいたるところにこの蔵があり、この日ばかりはどこも留守である。

美しい屋台

ぎりぎり、電線には引っかからず
飛騨高山といえば、藩主は金森家。
特に有名なのが、茶人として知られる金森宗和だ。
その彼の好みによる茶室-庭玉軒-が、京都は大徳寺の塔頭、眞珠庵にある。
特別公開があれば是非ご覧いただきたい。
寒い国故の知恵がみられる、他には無い茶室だ。