4.スタッフ便り

未知への挑戦~新たなる和紙の可能性を求めて -堀木エリ子さん講演会-

和紙デザイナー、堀木エリ子さんの講演を聴きにウィングス京都に行ってきました(和紙デザイナー…という一つの肩書きで彼女を表現する事に違和感を感じて仕方ないのですが……)。 前々から、メディアで紹介されて存じ上げてはいましたし、京都のあちらこち...
寺院用ソフトウェア

はじめての寺務管理 みとらセミナー

去る11月25日に、東京の浜松町にある大正大学サテライト教室でのセミナーの講師を依頼され、2時間ほど拙いお話をしてきました。玄関に意外にでかでかと名前が貼られていて、少々躊躇してしまいました。 これは大正大学の事業法人ティー・マップで開催さ...
美術館・博物館

肥後松井家の名品「武家と茶」 -裏千家茶道資料館-

細川家家臣、松井家所蔵の茶道具の展観。相国寺の承天閣美術館と同時開催で、こちらでは茶道具等がお目見えです。 展観のポスターを見るだけでも、期待に胸ふくらむ展観です。すごい水指ですね。 千利休とも親交があり、禅にも傾倒した武家の当主のコレクシ...
美術館・博物館

神仏います近江 -MIHO MUSEUM-

大津市歴史博物館、滋賀県立近代美術館に続き、最後の会場となるMIHO MUSEUMを訪れました。 こちらの会場では、「近江伝来の仏像・仏画・経典などを中心に、釈迦入滅から始まり、大乗仏教とともに進展する仏・菩薩の世界、日本仏教の母山とも称さ...

臥龍山荘 -愛媛県・大洲-

愛媛県は大洲市にあります"臥龍山荘"を訪れました。 市内を流れるおおらかな美しい肱川。その臥龍淵の崖の上に建つ不老庵、知止庵、臥龍院の建物からなり、敷地は3千坪。 もとは文禄期に渡辺勘兵衛が庭園を築き、その後大洲藩主の加藤家に引き継がれてい...
二十四節気

小雪 ―二十四節気―

今日は勤労感謝の日、また二十四節気の第20、小雪(しょうせつ)でもあります。 先日訪ねた金沢の町では、兼六園の松などの木々に、降雪の枝折れを防ぐための雪つりがほどこされていました。昨シーズンはよく雪が降ったように思いますが、今年はどうなるこ...

フエ ティエンムー寺 その2 -ベトナムの禅寺-

昨日にひきつづき、ティエンムー寺のご紹介。 いたるところに盆栽が。どうやら僧侶のたしなみのようです。もしかして寺院の収入源として、売る事もあるのでしょうか。どれも見事です。 枝を固定して、枝ぶりを決めていくところ。カメラを向けられようが真剣...

フエ ティエンムー寺 その1 -ベトナムの禅寺-

前回のタイ情報から、一気にベトナムへ。ホーチミンへと飛び、そこからまた国内線で世界遺産・古都フエへ。 フエには、禅文化研究所職員としては絶対に見逃せないお寺があります。 ティエンムー寺。臨済宗のお寺なのです。ガイドブックには「時間がなければ...
技を訪う

【御案内】-技を訪う-に登場した方達の展覧会など

-技を訪う-でご紹介した方々とは、今も交流が続いています。色々な繋がりができ、さらにそれが広がったりと、私自身、このお仕事をさせていただく事により世界が広がっています。 今回は、今までご登場いただいた方々のその後、また、展示会その他の御案内...
職員オススメ本・映画

『利休に帰れ』里文出版 立花大亀老師著

今、里文出版さんの『利休に帰れ』立花大亀老師著を読んでいます。 日本の伝統芸能や、道の稽古などに精通されていた老師のお話は、私のように浅い知識ながらも稽古を続ける者には、広く深く教えを賜る事となり、茶の湯を稽古する者には必読の書となっていま...
美術館・博物館

システィーナ歌舞伎「石川五右衛門」 -大塚国際美術館(鳴門)-

昨年に引き続き、今年も行って参りました。 もう“これでもか!!!”という、半ばなんでもあり?!のかぶきように、感動あり、笑いあり、驚きありで、息つく暇も無い時を過ごしました。 スペイン人を父に、日本人を母に持つ五右衛門が、幼い頃に秀吉により...
4.スタッフ便り

人生の荷物は少ない方がいい -禅僧になったアメリカ人-より

震災からはや8ヶ月以上が過ぎましたね。 皆それぞれが、自身の人生や生き方について考えたかと思います。 最近私が気をつけているのは、食べ物でも、その他のものでも、その“選択”についてです。例えば、一つの野菜を買うことが、どう生産者や流通と繋が...
美術館・博物館

凩のころ -北村美術館-

このたびの秋の北村美術館。【凩(こがらし)のころ】(12/4まで)。 毎回書いているかもしれませんが、いつも展観の“名(めい)”が楽しみで、「あぁ、いいなぁ…」と思うのです。 季節を感じるお道具類が、茶事の形式に則って並べられ、一期一会の茶...
3.その他の寺社

ダライ・ラマ法王の通訳者 -マリア・リンチェン女史-

ブータンのチベット僧院にて どれだけ引っ張るのですか?という感じですが、お付き合い下さいませ。 またまた先日のダライラマ法王の講演についてです。 大阪、高野山の講演で、私が非常に感銘を受けた事の一つに、“同時通訳の方の通訳の素晴らしさ”があ...
技を訪う

『禅文化』221号 技を訪う -土樂窯・福森雅武-

日々の生活で出会った素晴らしい様々な“技”を、季刊『禅文化』にてご紹介しています。 本ブログでもご紹介させていただきます。 その他の記事はこちらから。 --------------------------------------------...