1.禅文化研究所の仕事

「遂翁元盧」展 記念講演会

既に本ブログでご案内しておりますとおり、現在、花園大学歴史博物館にて、2011年秋季企画展「遂翁元盧 禅画と墨蹟」を開催しております。 本展覧会では、丈山文庫・永明寺(いずれも静岡県)の所蔵する、白隠慧鶴の高弟・遂翁元盧(1717~89)の...
二十四節気

立冬 ―二十四節季―

今日は二十四節気の19番目「立冬」です。 もうはや立冬、年内は残すところ、「小雪」「大雪」「冬至」でおしまいです。 子供の頃、立冬といえば、もうかなり寒いというイメージだった記憶があるのですが、このごろは、まだ秋に入ったばかりというイメージ...
職員オススメ本・映画

『木を植えた男』ジャン・ジオノ原作 フレデリック・バック絵

人びとのことを広く深く思いやる、すぐれた人格者の行いは、 長い年月をかけて見定めて、はじめてそれと知られるもの。 名誉も報酬ももとめない、まことにおくゆかしいその行いは、 いつか必ず、見るもたしかなあかしを、地上にしるし、 のちの世の人びと...
4.スタッフ便り

ダライ・ラマ法王猊下 大阪講演でのひとこま

チベット仏教寺院にて_ブータン さて、先日も長々と書いてしまいましたが、本日も少し大阪講演での事をお伝えしたいと思います。おつきあい下さい。 般若心経より、“空”についてのお話をされ、「全ての現象は、それぞれの実体を持って存在しているわけで...
4.スタッフ便り

ダライ・ラマ法王14世 大阪特別講演 高野山講演

10月30日の大阪特別講演、31日の高野山特別法話にでかけてきました(研究所とは関係無く、個人的な希望からです)。 二日間の講演に連続して参加させていただき、法王猊下の御言葉を拝聴し、終始一貫して伝えようとされていたのは、「世界中の一人一人...
1.禅文化研究所の仕事

スマートフォンアプリ「京都禅寺巡り」リリース開始

禅文化研究所は、日本システム技術株式会社と(株)和合舎との三者共同で、Androidスマートフォン用のアプリ「京都禅寺巡り」を本日よりリリースしました。 アンドロイドマーケットにて、「京都禅寺巡り」を検索していただくか、下記のQRコードをお...
4.スタッフ便り

Kバレエカンパニー -白鳥の湖-

熊川哲也さん率いるKバレエカンパニーの公演、-白鳥の湖-を観に行きました。 その指先の先、見えない所にまでゆき届く神経の細やかさ(でもとっても自然)、バレエを始めたその時から今に至るまで日々積み重ねられて来た努力と鍛錬、そしてストイックな現...
美術館・博物館

神仏います近江-滋賀県立近代美術館-

先日の大津市歴史博物館の-日吉の神と祭-に引き続き、2会場目となる、滋賀県立近代美術館へ行って来ました(上司の記事はこちらに)。 こちらでは、-祈りの国、近江の仏像-と題して、平安時代から鎌倉時代まで、貴族社会から武家社会、天台からその他の...

ワット・ポー -タイ-

タイルのデコレーションがカワイイお寺 以前ご紹介しましたが、朝、ルーシーダットンをする為に趣いたお寺、ワット・ポー。 このお寺には、敷地内にマッサージの学校があります。日本からも生徒さんが勉強しに行ったりする模様。朝のルーシーダットンにも、...
本の刊行

季刊『禅文化』222号発刊

季刊『禅文化』222号を発刊いたしました。 編集者よりご紹介させていただきます。 ★好評連載「吾が師を語る」。今号は、三島・龍澤寺の後藤榮山老師が、山本玄峰・中川宋淵・鈴木宗忠三老師についてお書きくださいました。目のご不自由だった玄峰老師の...
二十四節気

霜降 -二十四節季-

いろいろな〆切に終われていたら、二十四節季の第十八番目、「霜降」が昨日10月24日でした。 いつも忘れないように気をつけるようにしていたのですが大失態です。季節を感じる言葉をお知らせしようとしているのに、見逃してしまうとは何とも……。 さて...
3.その他の寺社

白毫寺 -奈良市高畑町-

大好きな地蔵菩薩がおはします、白毫寺の初秋。 5月にお邪魔した際には、その姿も忘れるほどに刈り取られていた萩が、こんなにも生い茂っていました。残念ながらちょうど花は終わった頃。京都では同じ時期萩の花が真っ盛りでしたから、この小高い地にあるお...
美術館・博物館

入江泰吉・杉本健吉展~大和路に魅せられた二人~ -奈良市写真美術館-

時に意見を闘わせるライバルではあるものの、腹の底から互いを尊敬し、切磋琢磨しあう縁生の友。良いものです。 入江泰吉記念 奈良市写真美術館にて、そんな二人の展観が開催中です。 入江泰吉さんも、杉本健吉さんも大好きな私にとって、とても贅沢で心温...
美術館・博物館

大津市歴史博物館 -神仏います近江-

滋賀県の神仏が3つの美術館博物館に集合。【神仏います近江-日吉の神と信仰-】を拝見しに、大津市歴史博物館に行ってきました(先日上司がでかけた他会場の記事もあります)。 こちらでは、神像が多く展示され、主に神仏混交の世界が繰り広げられていまし...
3.その他の寺社

頭塔 -奈良市-

頭塔。「ずとう」と読みます。 奈良時代の塔ですが、いまだに説明を読んでも私にはいったいこれが何であるのか理解するに至っていません。 そういった学術的理解はさておき、民家の中に突然現れるこの仏さんの数々に圧倒され、京都よりまだ一昔前の時代のも...