美術館・博物館

狩野派の絵画 -花園大学歴史博物館-

現在、花園大学の歴史博物館では、2011年春季企画展として、「狩野派の絵画 ~枡米菴コレクション京狩野作品を中心に~」が開催されています。 個人蔵(枡米菴コレクション・枩子菴コレクション)や、妙心寺塔頭の大法院・麟祥院に所蔵される、普段はあ...

柳生街道をゆく その3

その1、その2に続き、柳生街道沿いの仏さまの紹介です。 のどかな風景を歩いてゆき(途中少し山道ですが……)、春日山石窟仏へ。 平安末期の作と伝えられ、地蔵菩薩立像、大日如来などが残されています。 劣化が激しく、近づけないように、また風雨に耐...
豆知識

小満 -二十四節季-

私が子供の頃には、自坊のまわりに麦畑などなかったですが、今は米の減反政策のおかげであちこちが麦畑になっており、今年などは庫裡から見渡す限りが小麦畑です。 明日は二十四節季の8番目の「小満」。新暦で5月20~21日頃にあたります。 中国宋代に...

柳生街道をゆく その2

その1につづき、奈良の柳生街道です。 はるか頭上、木の根元が二又になったところに夕日観音がおはします。 街道を歩く人々も、あまりにわかりにくく通りすぎて行ってしまいますが、よじ登ってみました。 すると……。
本の刊行

臨済宗檀信徒経典CD 発売

先にご案内した、『臨済宗檀信徒経典CD』(定価1050円・5%税込)が、去る5月16日に発売となりました。 収録されている内容は下記の通りです。  1. 般若心経  2. 消災呪  3. 本尊回向  4. 世尊偈  5. 大悲呪  6. 開...

柳生街道をゆく その1

奈良の柳生の郷へと続く柳生街道。 その道すがら、石仏を拝みつつ歩いて柳生の郷を目指す事にしました。 花(桜)の季節が終わり、生命感溢れる若葉が木漏れ日に輝く季節。 あまりに清々しく、古より「六根清浄」と山を歩いたのがわかる気がします。 高畑...

飛火野のふじ -奈良-

既に少し前の話となってしまいますが、いつもは日帰りの奈良、GW中に泊まりがけでゆっくりと巡ってみました。奈良の魅力を何回かに分けて、ブログでもご紹介したいと思います。 いつもは時間が無くて立ち寄らない場所。春日大社参道南側、飛火野あたり。 ...
寺院用ソフトウェア

Google検索の特殊な使い方 その3

以前にご紹介しましたGoogle検索の特殊な使い方の続きです。 【天気】 各地の天気予報や現在の天候を調べるには、「天気」というキーワードに続けて駅名や都市名などを検索ボックスに入力します。 例えば、京都の天気を調べたい場合は、Google...
4.スタッフ便り

新たなる差別に思う

昨日、東日本の大震災から2ヶ月が経過しました。 現地の人たちは、それぞれ、色々な思いがあることでしょう。 昨日、ちょうど、福島在住で宮司をしている友人に連絡をとってみて話をしました。 彼の神社は海や原発からも遠く、大きな被害は無かったようで...
美術館・博物館

親鸞展 -京都市美術館-

岡崎の京都市美術館にて開催中の、親鸞展にお邪魔しました。 御存知浄土真宗の宗祖、親鸞の750回忌を記念して開催中の展観です。 今回改めて思いましたのは、お釈迦様の修行・悟りに端を発した仏教が、日本ではこれほど多くの宗派に分かれ、それぞれの宗...
3.その他の寺社

和紙の品格―山崎吉左衛門作品展 -得浄明院-

京都は東山区、知恩院近くにあります信州善光寺さんの別院、-得浄明院-にて、檀紙制作の第一人者、山崎吉左衛門氏による様々な檀紙の展観と、山根折形礼法教場、山根一城氏による“折形”の展示がありましたのでお邪魔してきました(5/13まで)。 その...
寺院用ソフトウェア

Google検索の特殊な使い方 その2

以前にご紹介しましたGoogle検索の特殊な使い方の続きです。 【為替換算】 Googleの通貨換算機能を使用するには、Google検索ボックスに換算した通貨を入力するだけです。 例えば、100ドルを日本円に換算したい場合は、Googleの...
美術館・博物館

パウル・クレー展―終わらないアトリエ -京都国立近代美術館-

5月15日まで、京都岡崎の京都国立近代美術館にて開催中のパウル・クレー展へと足を運びました。 彼の作品についてあれやこれやと語ることばを私は持ちませんが、いつもなんとなく「あ、いいな」「観ておきたいな」と思った自分の心を大切に、美術館へは足...
1.禅文化研究所の仕事

禅の書画什物のデジタルアーカイブ

ここ数年、禅僧の書画図録を作成する仕事が続いている。 ごく最近でも、東陽英朝禅師、雲居希膺禅師、愚堂東寔禅師といった高名な禅師方の書画を、関係寺院に出向いては、撮影させてもらってきた。 ほかにも、ご縁があってご寺院を訪ね、御所蔵の書画什物を...
本の刊行

-臨床僧の会・サーラ-

季刊『禅文化』220号で掲載させていただいた、-臨床僧の会・サーラ-につきまして、ブログでもご紹介させていただきます。 「臨床僧の会・サーラ」  臨床僧は、病院・福祉施設・在宅などで病と闘う人たち、死に直面する人たちの傍らに寄り添う僧侶です...