4.スタッフ便り

十牛図便箋

研究所で働くようになって、「おぉっ、さすが!このようなものを使っているとは!」と感心したのが、この十牛図便箋です。 個人的にもかなり気に入っています。京都の“自休菴”さんのもので、臨黄ネットのお買い物サイトにてご購入が可能です。 ちなみに我...
禅の寺

平林寺 -埼玉県新座市-

9月にフランスで行なわれる第11回東西霊性交流への禅僧派遣依頼のため、埼玉県新座市にある平林寺(へいりんじ)を訪れた。 平林寺は、武蔵野の一角、野火止台地に15万坪に及ぶ境内地を有する臨済宗妙心寺派の名刹である。東京都に隣接し、開発化されて...
本の刊行

岐阜の寺には大山蓮華?!

愚堂東寔禅師の墨蹟撮影の為、何軒かの岐阜のお寺(全て臨済宗)にお邪魔していました。 そこで「ほ~(感心)」と思ったのは、この季節に山奥にひっそりと大輪の気高い花を咲かせる大山蓮華が、多くの寺で見られた事。それも、それなりに昔から植わっていた...
4.スタッフ便り

愚堂禅師の鐘銘 -愚堂禅師墨蹟撮影行にて-

愚堂禅師の墨蹟の所在のほとんどは、開山されたお寺の多い岐阜や三重、あるいは京都を中心とした近畿圏なのであるが、大分県にも開山されたお寺があり何本もの墨蹟があるので、遠路を九州へと向かった。 今回わざわざ九州まで出向いた理由のもう一つが、福岡...
禅のことば

-応無所住、而生其心- えしん先生の禅語教室 その7

-応無所住、而生其心 おうむしょじゅう にしょうごしん- 今回は、禅宗が大事にしている『金剛経』の中の、「応無所住而生其心」という一句について勉強しましょう。難しい漢字の行列ですが、「応(まさ)に住(じゅう)する所無くして、而(しか)も其の...
京都

上京茶会 -妙顕寺-

青楓の頃と紅葉の頃、京都市の上京区役所が主催して年に2度行われる上京茶会。 今回は日蓮宗大本山妙顕寺で開催され、前日夕方より降り続いた雨もやみ、盛会でした。 本席は表千家不審菴、副席は表千家の先生によって釜が掛けられ、茶券は1000円。近所...
禅の寺

今年のつばめ -天龍寺-

天龍寺では、昨年はつばめの糞に憤慨して、連日廊下を掃除に追われ、つばめ専用公衆トイレの設置を叫びたくなるほど燕害対策に翻弄されました。 今年は5月中旬にやっと玄関前に1つ巣を作り、そろそろ雛も誕生しているようです。 1つ2つの巣をかけている...
京都

大徳寺 高桐院

良く晴れた日、「この時期きっと緑が美しいに違いない」と、大徳寺の塔頭高桐院を訪れました。 緑の海…と思えるような苔と青紅葉の世界。 訪れる人もまばらで、静かな境内を存分に味わえます。 細川家歴代の墓、有名なガラシャ夫人の墓、茶室松向軒など、...
4.スタッフ便り

大分名物 やせうま

愚堂禅師の墨蹟取材で九州は大分県と福岡県を訪ねた。 旅先で立ち寄った食堂で、大分名物「やせうま」という食べ物に出会った。 ご存じの方もあるだろうか。 平べったく伸ばしたうどんの麺のようなもの(小麦粉をこねて長く伸ばしゆでたもの)に、黄粉(き...
本の刊行

正眼僧堂 山川宗玄老師を訪ねて

正眼寺 本堂 季刊『禅文化』の記事、-師を語る-の取材で、岐阜県美濃加茂市にある正眼僧堂を訪れました。 山川宗玄老師の師である、梶浦逸外老師や谷耕月老師について、たくさんの興味深いお話を伺う事ができました。 また、師について語っていただくと...
各派管長・老師のことば

明治の禅匠

今年の夏に『明治の禅匠』という書籍を刊行するべく、現在、編集作業をしている。 じつはこの本、私が研究所に入る前、つまり30年ちかく以前に、禅文化研究所から発刊された、明治時代の禅僧や居士の評伝を集めたものである。 研究所の出版事業の魁ともい...
禅の寺

妙心寺の三門より

京都古文化保存協会による特別公開にて、妙心寺の三門を訪れました(今年は5月1日~10日まで公開されていました)。 三門とは、空門・無相門・無願門という三つの境地を経、仏国土に至る門、三解脱門(さんげだつもん)の事をあらわします。 上の写真は...
滋賀

ユーラシアの風 新羅へ -MIHO MUSEUM-

お隣の国韓国といえば、韓流スター、美容、食などで日本でも大人気ですが、その国を7世紀中頃にほぼ統一した“新羅”の素晴らしい文化については、御存知無い方が多いのではないでしょうか。 新羅の都が置かれていた慶州には私も2回ほど訪れていますが、恥...
禅の寺

平成21年 寂室禅師生誕奉賛茶会 -永源寺-

滋賀県にある臨済宗大本山永源寺。 開山である寂室元光禅師の誕生日(5月15日)に近い日曜日に、毎年大茶会が催されます。 本年は5月17日で、表千家・三木町宗匠によるお献茶が執り行われました。 あいにくの空模様にも関わらず、どのお席(表千家・...
本の刊行

東京国際ブックフェア

昨年の準備の様子 昨年に引続き、今年も東京国際ブックフェアに出展します。 年々出展者、来場者ともに増えている本フェアですが、人文・社会科学書フェアのエリアにブースを作り、今夏発行の新刊書を中心に研究所発行の全ての書籍やDVDなどを紹介してま...