各派管長・老師のことば

妙心寺開山650年大遠諱へ その2

遠諱団参の続きである。 退蔵院を出た後、仏殿と法堂の間で集合写真をにこやかに撮っていただいて、檀家さんたちは法堂へ案内され、私たち住職は大方丈の隣の寝堂で出頭用の法衣に着替え待機。
禅の寺

霊鑑寺の特別公開

今年も椿で有名な尼門跡寺院、霊鑑寺の特別公開が始まっています。 >3月28日~4月5日まで。 京都へおでかけの際は是非こちらへもお運び下さい。 08年の霊鑑寺 07年の霊鑑寺
禅の寺

妙心寺開山650年大遠諱へ その1

大本山妙心寺の開山無相大師650年遠諱法要にお参りする遠諱団参のために、先日、自坊の檀家さんたちを引き連れてお参りしてきた。 法要は一日3回に分けて行なわれるのだが、自坊の教区は、午後2時からの第3回目。そのため、朝から大型バスで出発して、...
1.禅文化研究所の仕事

京都 臨済宗本山の桜

南禅寺 法堂と桜 禅文化研究所は、臨済宗黄檗宗連合各派合議所(臨黄合議所)の事務局も兼ねています。 ですから、禅文化研究所のお仕事と、臨済宗黄檗宗関連のお仕事、どちらもさせていただいております。 本日(3/30)、臨黄ネットの広報活動として...
4.スタッフ便り

「神が降りてきた」

WBCの決勝戦で、10回の表に2点適時打を放ったイチロー外野手が、試合後のインタヴューで「ぼくは(何かを)持ってますね。神が降りてきましたね。日本中のみんなが注目しているだろうと思って、自分の中で実況して、そういうときには結果が出ないもので...
京都

天龍寺の枝垂れ桜

京都嵐山にある天龍寺(臨済宗大本山)。 百花苑の枝垂れ桜がそれは見事(3/26の写真)です。 花冷えする日でも、ひと目美しい花を…、禅寺の空気を…と、たくさんの参拝客で賑わっていました。 これからの季節、嵐山に咲く桜と併せて我々の目を楽しま...
京都

京都御苑の桃と桜

今年も京都御苑内の“小川の糸桜”が満開になりました(3/25の写真です)。 例年より少しばかり早いような気がします。 毎年見ていても、毎年新たな気持ちで感動します。 神か何かが宿っている…と思わずにはいられないこの木なのです。 色とりどりの...
禅のことば

-不識- えしん先生の禅語教室 その4

霊源慧桃 達磨画賛禅文化研究所蔵 『伝灯録』などによると、菩提達磨はインドから中国へやってきたとき、金陵の都で梁の武帝に会見したことが伝えられています。武帝という皇帝は日本の聖徳太子のように、外来の仏教を熱心に受け入れようとした人で、時の人...
3.その他の寺社

西国観音霊場 壺阪寺

西国三十三カ所観音霊場の第六番「壺阪寺(南法華寺)」(〒635-0102 奈良県高市郡高取町壷阪3番地)へ参詣した。 一口に西国観音霊場といっても、それぞれのお寺の趣きはいろいろなので、お寺へ到着するまでの想像がいつも楽しい。 このお寺はま...
美術館・博物館

特別展 妙心寺 -京都国立博物館-

本日3月24日から、京都国立博物館において、特別展-妙心寺-が開催されます。>5月10日まで。 開山無相大師の650年遠忌を記念して行われるもので、国宝「瓢鮎図」をはじめとする、普段はなかなかお目にかかることのできない禅宗寺院の宝物が一挙に...
4.スタッフ便り

関西くだかけ農園 まほろばの里

尊敬する永源寺の篠原老師が、DVD収録でもお話されていた、「お百姓さんが一番偉いんです」と、「Back To The Basic! 」。そして、インド人青年が話していた「畑があるから仕事をしなくても食べていける。日本人は働き過ぎ」。 これら...
美術館・博物館

春季展「春に笑む」 -裏千家茶道資料館-

裏千家茶道資料館において、春季展「春に笑む」と題して、梅・桃・桜にちなんだ展観が開催中です。 ことに日本人が好むこの春の花々を、茶人や職人はどのように表現し、愛でるのか?! 茶道をされていない方にも是非ご覧いただきたい内容でした。 また、茶...
禅の寺

面壁坐禅しない臨済宗 -映画『禅 ZEN』を機会に-

以前の映画『禅ZEN』の感想にて、道元禅師の曹洞宗と、我らが臨済宗とでは坐禅の方法が違う云々…という事を少し書いたが、今日はそれについて触れたいと思う。 映画「禅 ZEN」でも禅堂でのシーンが何度も出てくるが、臨済宗との坐禅方法の違いを一言...

村の人々 カジュラホその5 -インド-

村の女性はよく働きます。 インド旅行記、引き続き世界遺産カジュラホについてです。 訪れてみるまでは、遺跡がたくさん残っている事ですし、かなり観光地化された場所というイメージがあったカジュラホですが、訪れてみてびっくり。本当にゆったりした気分...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№17-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 チベットの厳しい自然の中でも、草は根を張り、美しい花を咲かせます。 専門家さえその品種を特定するのが難しい植物もあるとの事で、植物の詳しい説明は...