旅 アジャンター石窟寺院その3 -インド- 前回に続き、アジャンター石窟寺院の第2窟をご紹介します。 保存状態も良く、天井装飾なども美しく、ツアーで訪れたとしても必ず立ち寄る場所でしょう。 ちなみに…日本からのツアー客に第1窟で出会いましたが、私と友人は約1日かけてアジャンターを楽し... 2008.02.22 旅
各派管長・老師のことば 永源寺で春の息吹き 永源寺の本堂は今どきめずらしい茅葺きの大屋根である。その本堂の中には、「世継ぎ觀音」と呼ばれる本尊聖観世音菩薩が祀られているが、50年に一度のご開帳でしかお目見えできない秘仏である。 この観音様は一寸六分ほどの小さな仏様らしいが、等身大ほど... 2008.02.21 各派管長・老師のことば滋賀禅の寺
各派管長・老師のことば 禅僧のことば -永源寺 篠原大雄管長- ちょうど大寒、雪の舞う中、滋賀県東近江市にある大本山永源寺に、各派管長方のDVD撮影のひとつ、篠原大雄管長の取材に訪ねた。 「こんな真面目くさった質問じゃ、本音がしゃべれんじゃないか」と撮影前におどけてみせる老師だったが、以前よりぐっと痩せ... 2008.02.20 各派管長・老師のことば滋賀禅の寺
京都 京都御苑の梅 毎日のように雪が降る京都です。 京都御苑内にある梅林では、まだ頑なに蕾のままの木もあるものの、春の訪れを敏感に感じて咲き始めている梅もあり…。 そんな梅の木には写真愛好家達が集い、まだ春の色乏しい御苑内でもにぎわいを見せていました。 2008.02.19 京都花
滋賀 佐川美術館 樂吉左衛門館開館記念フォーラム 佐川美術館 樂吉左衛門館開館記念フォーラムが、去る2月2日に京都市の金剛能楽堂にて行なわれました。 題して、「現代(いま)の精神(こころ)を語る-茶碗から空間へ-」。 樂家当代(15代目)の樂吉左衛門氏の設計により佐川美術館に新しくできた茶... 2008.02.18 滋賀美術館・博物館
自坊つれづれ 涅槃会 今日2月15日は、三仏忌の一つ、仏涅槃会の正当日である。お釈迦様が入滅された日。 この日には、涅槃図とよばれる図像を掲げて、お釈迦様の法に感謝する法要を営む。 自坊には大した書画の掛軸はないのだが、そのわりには不釣り合いな大きな涅槃図がある... 2008.02.15 自坊つれづれ
4.スタッフ便り St. Valentine’s Day 研究所のブログにこのタイトルは無いだろう…と思われた方には、先にお詫びを申し上げます。 「そもそも、バレンタインデーってなに?」と、疑問に思い調べたのは何年前だろうか。 いろいろな説があるようだが、ヴァレンタインとはローマ帝国時代のキリスト... 2008.02.14 4.スタッフ便り
豆知識 それにしても安くなった なんの話かというと、パソコンのことである。 約20年前に研究所に就職し、その頃にNECのパソコンが一斉風靡しだして以来、ずっとパソコンとおつき合いしている。 しかし、相変わらず、パソコンっていうのはブラックボックスでもある。便利さが増すにつ... 2008.02.13 豆知識
旅 北京便り 1 北京在住の禅文化研究所研究員 李建華さんから届いた北京便り(1)。 中国は旧暦のお正月・春節を祝う慣わしなので、毎年の西暦の年始日は違ってくる。 今年の春節は2月7日。中国語では「過年」(年を過ごす)といわれる。春節の前日は除夕(じょせき)... 2008.02.12 旅
4.スタッフ便り 病気にならない生き方 幼なじみに強く薦められて、新谷弘美著『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005)を読んだ。 母を膵臓ガンで亡くしたとき、木をみてまったく森をみない現代医療に対して強烈な不信感を抱いてしまった私は、この書の著者が、大腸内視鏡によるポリ... 2008.02.08 4.スタッフ便り職員オススメ本・映画
各派管長・老師のことば 禅僧のことば -相国寺 有馬頼底管長- 京都御苑の北に位置する相国寺は室町三代将軍足利義満を開基とする臨済宗相国寺派の大本山である。 今出川通りから同志社大学と同志社女子大の挟まれた道を北に上ると総門が見えてくる。最盛期には一大伽藍を有していたが、応仁の乱以後の幾多の戦火等により... 2008.02.07 各派管長・老師のことば
チベットの草花 Flowers and Plants in Tibet -№15- 禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 硬そうな土、栄養分や水分などは含まなさそうな大地から力強く生えて、このような鮮やかな黄色い花を咲かせています。 専門家さえその品種を特定するのが... 2008.02.06 チベットの草花
京都 『憧れのヨーロッパ陶磁』 -京都国立博物館- 特別展覧会、『憧れのヨーロッパ陶磁-マイセン・セーヴル・ミントンとの出会い-』を鑑賞しに、京都国立博物館を訪れた。 展観の紹介文章には、「いつの時代も、人は異国に対して一種の畏れを感じる一方で、強い憧れをもつようです。このところ、高級食器と... 2008.02.05 京都美術館・博物館
自坊つれづれ 老婆の弔い わたしの自坊のような貧しい骨山でも、だいたい年に数軒の檀家のお葬式があるものなのだが、昨年は見事というべき、たった一軒のご不幸もないまま終わった。 新年恒例の檀家総会でこのことを話して、今年一年も皆さんお元気でお過ごし下さいと話したのも束の... 2008.02.04 自坊つれづれ
本の刊行 『歩々清風 -科学する茶禅の人-』 雑誌掲載 -金沢を愛するすべての人のためのハイクオリティーマガジン-『金澤』の2月号、「今月の見もの聞きもの読みもの」のページに、堀内宗心著『歩々清風 -科学する茶禅の人-』が紹介されました(画像をクリックすると記事をご覧いただけます)。 堀内宗心宗... 2008.02.01 本の刊行