4.スタッフ便り 「鍛える」ということ 日々、黙々と坐禅をする友人の研究者が、「規律やしごきで人が悟れるなら、どうしてアウシュヴィッツの囚人たちは悟らなかったのだろう」と言ったことがある。 相撲部屋のしごき騒動が云々されている。激しいぶつかり合いの稽古が禁止されれば力士たちの教育... 2007.10.26 4.スタッフ便り禅の寺
自坊つれづれ 親子の坐禅会 毎年この時期に行なわれる地域の交流を深めるための行事に協賛して、その体験活動の一つに、自坊での坐禅会を組み入れてもらっている。 自坊の檀家さんの子供たちではないため、今まで坐禅などには縁のなかった子供たちとその保護者の人達を対象としている。... 2007.10.25 自坊つれづれ
旅 霧ヶ峰高原 -信州- 美ヶ原高原から白樺湖方面へビーナスラインを走り、ニッコウキスゲなどの高山植物が咲きそろうことで有名な霧ヶ峰高原に訪れた。 私が訪れた時期は花期の終わりごろだったため、一面に咲くニッコウキスゲを観賞することはできなかったものの、広い草原の中で... 2007.10.24 旅
京都 「懐石のうつわ展」 -野村美術館- 南禅寺近くにある野村美術館を訪れました。 いわずもがな、野村財閥を一代で築き上げた得庵(野村徳七氏)のコレクションが収蔵されています。 主に茶道具、そして自らも嗜まれた能に関する所蔵品が数多くあり、春と秋の展示が毎回楽しみな美術館です。 今... 2007.10.23 京都美術館・博物館
禅の寺 天龍寺 秋の花 急に秋らしくなってきた昨今。 今年の8月、9月は猛暑にて思考回路が分断していた。漸くそれも接続されたが、あの夏の暑さは地球温暖化の影響か?はたまた自分の老化か…と悩む。 庭にはやはり秋はちゃんと来ている。様々な種類の杜鵑草が咲き、金木犀のオ... 2007.10.22 禅の寺花
旅 アグラの町にて その1 -インド- 世界遺産、タージ・マハルや、アグラ城のあるアグラの町の様子です。 通学途中の女の子達。サイクル・リキシャに相乗りしての通学。この子達は普通の制服ですが、学校によってはパンジャビドレスやサリーなど民族衣装の制服もあり、それを見るだけでも楽しい... 2007.10.19 旅
旅 美ヶ原高原 -信州- 広い高原を散策したいと思い、信州にある美ヶ原高原に訪れた。 長野自動車道松本ICからビーナスラインに入り、美しい景色を楽しみながら山本小屋前の駐車場に到着。 美ヶ原高原は自然保護のため、マイカーの乗り入れが規制されている。美しい景観が守られ... 2007.10.18 旅
各派管長・老師のことば 禅僧のことば 今、研究所の出版企画で、臨済宗黄檗宗の各派管長とお会いしている。これは「禅とは何か」や「いのちの在り様」などのテーマをもとに各老師に語ってもらい、それをビデオに収録してDVD化するための出演依頼である。 映像に残るということで最初は難色を示... 2007.10.17 各派管長・老師のことば本の刊行禅の寺
美術館・博物館 「開館50周年 特別記念展」 -逸翁美術館- 毎回訪れるのを楽しみにしている逸翁美術館。 今回は開館50周年というおめでたい年。 出展作品を見てもわかるように、選りすぐられた逸品にて、「特別記念展」が催されている。 今回心に残ったのは、大好きな俵屋宗達による「飛鴨図」。 光悦とのコラボ... 2007.10.16 美術館・博物館
自坊つれづれ 山寺のある一日 -その1 犬小屋で経を読む- あれは、わたしが、この山寺に入寺してから、間もない法事の席であった。ある檀家さんのお爺さんの三周忌の法要である。お葬式は、先住さんがなされ、先住さんの遷化後、一年を経て入寺したわたしには、そのお家のことは、何もわからない。しかし、法事は、厳... 2007.10.15 自坊つれづれ
禅の寺 曝凉のおしらせ 於:大徳寺 10月14日(日)、秋晴れの心地よい空気の中、大徳寺の宝物の虫干しが行なわれます(本坊にて9:00~15:30)。 約100点ほどの絵画・襖絵・墨跡などが展示されます。 中でも、かの有名な牧谿(もっけい)の水墨画「観音猿鶴図」は特に美しく、... 2007.10.12 禅の寺
旅 アグラ城 -インド- 16世紀にムガル帝国の3代皇帝アクバルにより築かれた城塞(上の写真はアクバル門)。 その後、4代、5代皇帝の居城ともなった。タージマハルのご紹介でも書いたが、5代皇帝シャー・ジャハーンが幽閉されていた塔も城壁の中にある。 1983年、ユネス... 2007.10.11 旅
旅 万作・狂言十八選 -出雲- 実は今回の出雲行のタイミングとピッタリ日程があったので楽しみにしているイベントがあった。 狂言師・野村万作さんの「狂言十八選」第三回が、出雲大社にて奉納される講演があったのだ。 まずは出雲大社に参拝。 2007.10.10 旅
4.スタッフ便り 貪(むさぼ)る 米国の食品医薬品局(FDA)は、2006年12月に、「クローン動物およびその子孫の肉や乳は、我々が日々摂食する食品と同様に安全である」という発表をしたという。クローン動物の肉・乳の販売が合法化されれば、アグリビジネス企業は、その製品を販売す... 2007.10.09 4.スタッフ便り
4.スタッフ便り Myお箸でエコの仲間入り 夕べ深夜のニュース番組を見ていたら、東京都では今まで燃えないゴミとして出していたプラスチック容器を、燃えるゴミとして出していいことになるという。 私が住まう町は、ずっと前からプラスチック容器も燃えるゴミで出せていたので、存外意外ではあった。... 2007.10.05 4.スタッフ便り