旅 お墓 -ブータン- ブータンにはお墓が無い。 少なくなったが、少し前まではチベット仏教に見られる鳥葬なども地方によっては行なわれていたようだ。 現在では、荼毘に付され骨まで灰にし、川に流すらしい。輪廻転生が当たり前であり、また生まれ変わるのだから、先祖の霊や死... 2006.09.29 旅
美術館・博物館 北村美術館 -漸寒(ややさむ)- -漸寒- 秋の半ばから末にかけての寒さを、次第に、とか徐々に、という意味の「漸(やや)」を使って「漸寒(ややさむ)」といいます。秋の季語でもあります。 禅宗の書物にも、10月頃の事をいうのに、-漸寒-という言葉が使われている事があります。 ... 2006.09.28 美術館・博物館
本の刊行 平成18年秋~冬の新刊 禅文化研究所編集部より、現在編集中の、この秋から初冬にかけての新刊3冊をご紹介します。 『訓読 五灯会元』全3巻 訓読・能仁晃道……―中国禅宗祖師の列伝―。初の全文訓読、詳しい人名索引付。 『臨済録をめぐる断章 ―自己確立の方法―』 ... 2006.09.27 本の刊行
美術館・博物館 茶会 於:樂美術館 定期的に樂美術館にて催される茶会に訪れた。 当代が後見をつとめられ、いろいろとお話を聴かせていただけて、楽しく勉強できる茶会だ。 お軸は、表千家中興の祖である如心斎(七代)によるもの。 「茶の湯とは・・・」。この本歌はおそらく、一休禅師の歌... 2006.09.26 美術館・博物館
禅の寺 大徳寺、電線を地中に。 所用で、大徳寺を訪れた。 何やら門のところに看板がかかっているので読んでみると、景観保護の為、電線を地中に埋める工事をはじめたとのこと。 素晴らしい試みだと思う。 2006.09.25 禅の寺
花 お彼岸 -彼岸花- お彼岸ですね。 この時期になると田んぼのあぜ道などに彼岸花-曼珠沙華-が咲きます。 幼い頃、きれいな花だと思い家に持ち帰ると、「火事になるから飾るのは駄目!」と言われたものです。 球根に毒があり、あぶないからそのように言うようになったのか、... 2006.09.23 花
旅 パンリ・ザンパ寺院 -ブータン- 17Cに、ンガワン・ナムゲルがブータンに来て初めて居を構えた場所。 ンガワン・ナムゲルは、チベット人ラマ僧で、1639年にはチベットとの戦いにも勝ち、政治・宗教上でのブータン初の指導者とも言える重要な人物。 中には彼の像があるが、ある日その... 2006.09.22 旅
旅 岡山 倉敷 美観地区・民芸館・大原美術館 倉敷の美観地区は、平日ということもあって観光客が少なかった。 まずは倉敷民芸館を尋ねた。 ここを訪れるのは初めてだが、かなり見応えのある所蔵品の数々だった。日本だけでなく世界中の民芸品が集められている。現在は籠をテーマにした展示をされていた... 2006.09.21 旅美術館・博物館
4.スタッフ便り ガラスは液体!? 「ガラスは液体だ」 ある人が、こう主張しているのを聞いて、はじめは「またお得意の詭弁が始まった」程度に聞いていた。 しかし調べてみると、満更嘘でもないらしい。むしろ化学の世界では常識に属することのようだ。 我々の感覚においては、ガラスはどう... 2006.09.20 4.スタッフ便り豆知識
京都 秋晴れの鴨川 夏の太陽とは違う、秋晴れの日の光。 空気が澄んでいて、鴨川が最も美しい季節です。 って、年中美しいんですけれどね・・・。 この川を見るたびに、「京都に住んでいて良かった」と、 一人幸せをかみしめるのです。 2006.09.19 京都
旅 チャンガンカ・ラカン -ブータン- ティンプー市街地の丘の上に建つ見晴らしの良い寺。日本でいう-氏神さま-のような存在だそうだ。 子供の成長に御利益があるらしく、子供連れの参拝者が多い。 御本尊は十一面観音で、15世紀に建てられた古刹との事。宗教的な建造物は皆、赤と白の壁で統... 2006.09.15 旅
旅 岡山 吉備津神社・国分寺跡 岡山市の西に吉備津神社という神社がある。 桃太郎伝説のモデルとなった神話が残る神社である。 通り雨の上がるのを待って、木立の中の階段を上がり、本殿に至る。 残念ながら、現在、本殿の檜皮葺き替え工事のまっ最中で、「吉備津造り」といわれる壮大な... 2006.09.14 旅
旅 メモリアル・チョルテン -ブータン- 首都ティンプーの街の中央にある。 チョルテンとは、“仏塔”を意味するチベット語で、ブータンのいたる所に建っている。 このメモリアル・チョルテンは、1972年に亡くなった三代目国王ジグミ・ドルジ・ワンチュックが生前に発願したものを、国王の没後... 2006.09.13 旅
旅 岡山 備前焼 少々わかりにくいかもしれないが、ごらんあれ、この布袋さんの足の親指。まるで生きているようでしょう? 岡山県の伊部(いんべ)駅の近くの備前焼きの里にならぶ窯元の店を歩くうち、ある一軒の店に入ると、少し耳の遠いおばあさんが店番をされていた。 ふ... 2006.09.12 旅
旅 近江のかくれ里-百済寺- 白洲正子さんの『かくれ里』や、五木寛之氏の『百寺巡礼』などにも出てくる、近江の百済寺(ひゃくさいじ)を訪れた。 白洲さんゆかりの地を訪れたかったのと、以前MIHOミュージアムで見た如意輪観音を本堂にて拝みたかったからだ。 百済寺は、推古天皇... 2006.09.11 旅