GNPよりもGNH -ブータン-

“Gross National Happiness is more important than Gross National Product.” これは、1976年12月、スリランカのコロンボにおける第五回非同盟諸国会議に出席後の記者会見...

岡山 後楽園

日本三名園のひとつ岡山後楽園は、閑谷学校を造った池田光政の長男、岡山藩主の池田綱政公が造らせた庭園である。 広大な敷地に広がる庭園には、大きな池が在り、水がながれ、岡山市内とは思えない景色だった。 暑い夏の日ではあったが、気持ちが大らかにな...
自坊つれづれ

ゴーヤ料理

最近、ゴーヤ料理にハマッている。きっかけは檀家さんからのおすそ分けである。 いつもトマトや胡瓜などの夏野菜は頂くのだが、ゴーヤは初めて。お盆の行事が終わり夏バテ気味の体には、ゴーヤのビタミンが効果的だろうと、頂いた日に早速調理してみた。

ブータンの地酒

ブータンには、各農家で作られる、アラと呼ばれる蒸留酒がある。 米や蕎麦、麦など、それぞれの家庭によって違うもので作る為、味も違う。 私も滞在中、アーチェリーの試合後のお弁当タイム(選手達は、試合後にお弁当と、各家庭自慢のアラなどを持ってくる...

岡山 閑谷学校

讃岐うどんを食べた高松を後にして、岡山へ渡った。 岡山では、まず閑谷学校へ。約300年以上前、備前藩主池田光政が庶民教育を目的に開いたという学校で、その講堂は、今は国宝に指定されている。 掃除がゆきとどいており、とても気持ちのいい場所だ。こ...
禅の寺

日中禅僧交流

8月29日、第5回日中禅僧交換交流のため、臨済宗・曹洞宗から6名の雲水たちが中国へと旅立った。一行は10日間にわたり厦門にある南普陀寺で中国僧と共に修行生活を行う。

讃岐うどん

禅の修行道場(僧堂)での食事は、本当に質素なものだ。その中で一番の御馳走は何か?と聞かれたら、迷わず「うどん」と答える禅僧が一番多いのではないだろうか。 僧堂で食べるうどんは「湯づきうどん」。一般的には釜揚げうどんと呼ばれるが、湯立てたうど...

日本の次に好きな国

約6年前にネパールを訪れた際、同じようにバックパッカーとして旅をする人たちから、「ブータンに行きたいけれど、入りにくいしお金が無いから無理だ」という言葉を何度か耳にした。 それを聞いてから、なんとなく旅をする事を想像し難い国、けれども、是非...
4.スタッフ便り

事務室改装

先週末、当研究所の事務室と応接室の内装工事を行なった。壁紙と床を貼り替え、天井を塗装し、カーペットや窓の洗浄を行なうというもので、比較的仕事量の少ないこの時期を選んで行なった次第である。しかし事務室を空っぽにする作業はなかなか大変で、ロッカ...

おくらの花

おくらの花をご存知ですか? 葵や芙蓉の花に似ていて、淡い黄色のとても美しい花を咲かせるんです。 この花の後におくらがお日様向かって大きくなるんですよ。 まさかおくらが上へむかって大きくなるとは、私もつい最近まで知りませんでした。 ネバネバし...
京都

光悦寺

光悦寺を訪れた。 茶庭のような境内と静かな佇まいが大好きで、年に何度か訪れる。 いつも変わらず、光悦の墓には白い菊が供えられている。 数年前までは、秋の紅葉の時季にも訪れる人はまばらで、穴場であった。 NHKで『宮本武蔵』が放映された折、本...
自坊つれづれ

寺の大樹 その2

7月15日のブログで書いた寺の大樹のその後である。 お盆もすぎ、京都近辺で行なわれる、地蔵盆を明日に控えた8月22日、ついに筆者の自坊の欅の枝部分の伐採が行なわれた。もちろん事前にお経一巻あげて、欅にお礼のお勤めをしておいた。 16tの大型...
美術館・博物館

逸翁美術館 -青蒼の美-

実業家、小林一三翁の所蔵品を展示する美術館、逸翁美術館を訪れた。 去る8月13日まで開催されていた、『青蒼の美 -染付のうつわ-』の展示だ。 暑い夏に、中国・オランダ・日本その他の染付の様々な器を眼にするのは、それだけで暑さも少しやわらぐよ...
4.スタッフ便り

寂しいポスト君

研究所の玄関横に、デッカイポスト(郵便受)がある。 15年ほど前に新調、ガッシリした郵便受だが今は使われていない。時々請求書が寂しく入っている。 それにしても、最近の郵便局のサービスぶりには目を見張る思いだ。 民営化の波は彼らを本気で働かせ...
本の刊行

堀内長生庵での撮影

お盆も終わってしまったが、以前にも「ブログ禅」に書いたとおり、堀内宗心宗匠の御執筆中の本のグラビア写真のために、お盆前の8月9日には釜座の堀内長生庵に、10日には嵯峨野にある宗匠のご自宅に撮影に出向いた。 ちょうど台風が日本列島に近づいて心...