1.禅文化研究所の仕事

仏誕生会と、業務に関するお知らせ

昨日は新暦で仏誕生会。自坊でも誕生佛を祀って花を飾り、お釈迦様のご誕生をお祝いしました。 さてご存知の通り、新型コロナウイルス拡大防止のために「非常事態宣言」が発令されました。首都圏を中心に7都府県の方々にはGWあけまでの自粛要請がでたわけ...
滋賀

お花見でもどうぞ

桜が真っ盛りの今日この頃ですが、特に首都圏の方々は外にも出にくい状況下だと思います。お見舞い申し上げます。 基本的には「密閉」「密集」「密接」の3密を避けるようにという指導ですので、一人で外に出て密集を避けながら桜を楽しむのは何も悪いわけで...
本の刊行

現代語訳の蘭渓禅師語録

約770年前の鎌倉時代。南宋から渡来した蘭渓道隆禅師(1213年~1278)。まずは相模の常楽寺を開山した禅師は、当時の執権・北条時頼公により、鎌倉・建長寺の開山として迎えられたのでした。その後、請われて京都・建仁寺に住しました。この3カ寺...
講演会・展覧会

花園大学歴史博物館開館20周年記念「両足院―いま開かれる秘蔵資料―」

禅文化研究所のWEBサイトでもすでにお知らせしておりますが、禅文化研究所のデジタルアーカイブズ事業で調査の成果(花園大学歴史博物館との共同調査)として、この春は建仁寺派の両足院に伝わる貴重な資料の展覧会を開催します。会期は4月2日から6月1...
禅のことば

新型コロナウイルスにおける社会現象に思う

新型コロナウイルスは、世間、どころか世界を騒がせていますね。世界中が大慌てです。日本でも、時差通勤だ、テレワークだ、学校は休みだ、行事は中止だ、クラスターの連鎖を防げだとか……。私も電車通勤しておりますが、あきらかに乗客が減っています。なに...
1.禅文化研究所の仕事

アメリカから届いたプレゼント

禅文化研究所にはときどき、ホームページを通じて、諸々のお問い合わせを頂くことがあります。墨蹟の解読であったり、禅僧の名前についてであったり、書籍のことであったり、いろいろです。そんなお問い合わせにできるだけ回答しているのですが……。 海外か...

研究所の花 2020/3

ブログ禅が一週間以上も間があいてしまいました。ちょっと忙しいのと、なかなかお伝えできる話題がなくて。今日はもう3月3日。早いものでもう今年も1/6が過ぎてしまいました。暖冬の今年とはいえ三寒四温のこの頃ですが、それよりもなによりも、世間はコ...
京都

城南宮のしだれ梅

新しい天皇陛下のお誕生日で連休となった先日、京都南区にある城南宮へしだれ梅を観に行って参りました。 自家用車で出かけたのが失敗。周辺は大混雑で、もちろん城南宮の無料駐車場は常に満車の状態。しかたなく1km近く離れたコインパーキングをなんとか...
臨黄合議所

第15回臨黄教化研究会

先週の木曜金曜(2020/2/13~14)と、毎年恒例の臨黄教化研究会が開催されました。 この教化研究会は、臨済宗黄檗宗連合各派合議所(事務局・禅文化研究所)が毎年開催しているもので、全国から、臨済宗黄檗宗の僧侶が参集して研修を行なっている...
京都

写真展「百年後もここに集う。」京大吉田寮

以前に、ブログ禅でもご紹介した、カメラマン平林克己氏の写真集『京大吉田寮』。 この写真集発刊を記念した写真展が、今、京都市の恵文社一乗寺店て開催されています。 いまだに、ある種、学生運動の拠点になっていた魔窟のように想像されている方も少なく...
禅のことば

本堂の屋根の上に

昨日夕方のこと。境内の梅林もだいぶ花をほころばせているので、カメラを持って出てみました。 ご覧の通り、いい香りをさせてきれいに咲いていたのです。7部咲きといったところでしょうか。まだ蕾の多い木もありました。ただ、今年はあきらかに花が少ないで...
本の刊行

「禅宗法式シンポジウム」のお知らせ

明日(2020/2/6)のことで恐縮ですが、表題の通りのシンポジウムについてのお知らせです。 花園大学教堂にて下記の通り、「千手観音への祈り:ナムカラタンノーの世界」と題した「禅宗法式シンポジウム」が開催されます。昨年からはじまって第二回と...
3.その他の寺社

不断桜(滋賀・西明寺)

もう1月がいってしまいましたね。今年の1/12が終わったと思うと、ボンヤリと過ぎしてしまったようで、焦りさえ感じてしまいます。 そしてもう立春。昨日は節分でしたが、豆まきされましたか? さて、それにしても、今年はまことに暖冬ですね。境内の梅...
自坊つれづれ

百寿のお婆さん逝く

先日、自坊の檀家さんの中で最長老、町内でも最長老であったK婆さんが、享年百で逝去されました。このお正月に数えで100を数えられ、まだまだ長生きして頂きたいと新年総会で話したばかりだったのに、まことに残念なことです。 結婚して2児をもうけ、下...
本の刊行

季刊「禅文化」255号発刊のお知らせ

500年間出といわれる白隠を大悟に導いた「正受老人」こと道鏡慧端(1642~1721)。慢心する白隠を坂から蹴落とすなど厳しい鉗鎚で知られるとおり、まずは「厳格」「清貧」などの言葉を連想させる禅匠です。ところが、遺された偈頌を読むと、少し意...