美術館・博物館

「書画と白磁、そして民画の世界  ―朝鮮時代の絵画と陶磁」 高麗美術館

高麗美術館へお邪魔しました。 今月末までですので、是非お運びください。
自坊つれづれ

三寒四温と祈祷会

まさしく三寒四温の今日この頃ですが、それにしても気温差の激しいために、体調をくずされてしまっている方も少なくないのではないでしょうか。 不肖は花粉症でもあり、さらには黄砂とPM2.5で、空気を吸いたくないくらいですが、そういうわけにもいかな...
美術館・博物館

『墨蹟の至宝展-気迫あふれる禅僧の書-』 -承天閣美術館-

美術館への道に咲く梅 僧堂の大木も満開 先日やっとお邪魔して参りました。 眼福の極みでした。 歴史に名を残した多くの祖師方の墨蹟をこれほどまでに一度に拝見できる機会は、そうは無いと思います。 以前、有馬管長のDVD撮影にて、茶室に伺った際に...
職員オススメ本・映画

『「ブッダを読む人」は、なぜ繁盛してしまうのか』清水克衛著

以前のブログでも取り上げさせていただいたのですが、書店「読書のすすめ」の店長・清水克衛氏の著書、『「ブッダを読む人」は、なぜ繁盛してしまうのか』を、今頃拝読しました(申し訳ないです。上司は以前読んでいましたが、私は読んでいませんでした)。 ...
4.スタッフ便り

自然と人間 ―3.11を迎えて思う―

東北地方を襲った大震災と大津波によって彼の地の人々は、それまでの平和な生活を一瞬にして破壊され、さらにそれに伴って起こった福島原発のメルトダウンという人災によって、多くの被災者が二年を経過した今もなお救いのない生活を強いられている。これらの...
技を訪う

『禅文化』227号 技を訪う-育つ襖-
 川辺紀子(禅文化研究所所員)

日々の生活で出会った素晴らしい様々な“技”を、季刊『禅文化』にてご紹介しています。本ブログでもご紹介させていただきます。その他の記事はこちらから。-----------------------------------------------...
職員オススメ本・映画

『長崎・聖福禅寺の普茶料理』聖福禅寺 田谷昌弘

友人が、「これって……」と出してくれた本を取り上げる勢いで手にし、嬉々として見入りました。 なんと、長崎の黄檗宗のお寺、聖福禅寺のご住職(田谷昌弘師)が作られる普茶料理が紹介された本ではありませんか!!! こんなマニアックな本が出版されてい...
技を訪う

マスター達のこと

先日、お誘いいただき、ピアノコンサートへとお邪魔してきました。 神戸女学院大学の音楽学部でも教鞭を取られた井澤利先生と、その門下生によるジョイントコンサートだったのですが、長きに亘り良き師に集い、一つ道を続ける方々の演奏に心から感動しました...
4.スタッフ便り

「われの名はシイラカンス……」

ご本をいただいた。『我れの名はシイラカンス 三億年を生きるものなり』(小泉淳作著、日本経済新聞社、2012年)。日本経済新聞に連載された「私の履歴書」と、氏の画を合せて一冊にしたものだ。 私は寡聞にして「小泉淳作」の名を知らなかった……とい...

中国出張

2/25から2/27まで中国に行ってきた。 今回の訪中目的は、臨黄合議所が進めている臨済禅師1150年遠諱事業の一つである、訪中団の受入れと、日中合同法要の実施に向けて、中国側関連機関と協議するためである(詳細は後日臨黄ネットに掲載予定)。...

是什麼 -今週の花-

是什麼 これなんぞ   天龍寺派前管長 平田精耕老師 日本水仙の美しい季節ですね。 さざんかの蕾とあわせました。 まさに開かんとする蕾より、生命のシャワーを浴びたいもの。 花器は、岸野寛さんの黄瀬戸竹花入です。
4.スタッフ便り

自給自足の暮らしから

1月の事ですが、有り難い事に、とある所で自給自足をなさっている方のお話を拝聴する機会をいただきました。 「自給自足」と聞くと、なんとなく憧れるものの、自身の生活とはあまりにかけ離れている為、実際にしている方は「シビアで偏った方なのだろうか」...
京都

京都御苑の春

昨日も少しご紹介しましたが、京都御苑の春の訪れです。 蝋梅は満開でかぐわしく、梅も花開き、寒桜の姿も。 梅林が満開になれば、桃林の桃も花開き、それが終わる頃にはいよいよ桜の出番。 春の気配を感じながらも、一年で一番寒さの厳しい2月。 今のよ...

東風ふかば

渡宋天神画賛 禅文化研究所蔵 東風吹かば にほひおこせよ梅の花               あるじなしとて 春を忘るな   菅公 梅が咲くと思い出します菅原道真公の歌。 そして、禅宗寺院でこの季節によくみかける軸が、『渡唐天神画賛』ではない...

本居宣長旧居 -三重県松阪市-

学校で習った本居宣長の記憶といえば、国学者で……。いくつかの記憶しかありませんが、ここ松阪の生まれという事すら忘れていた私です(すみません)。 機会がありましたので、松阪城跡を訪れ、そのままお隣に移築された本居宣長旧居と記念館にもお邪魔して...