二十四節気

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芒種 ―二十四節気―

本日は、二十四節気の第9番目、芒種です。梅雨ももうすぐ。一気に蒸し暑くなってきた感じですね。 朝の通勤時に受ける日差しも日に日にきつくなり、街路樹の影も濃くなってきました。 ホタルも飛び始めています。小満の時にはまだ緑だった麦の穂も、そろそ...
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小満 ―二十四節気―

本日は、二十四節気の第8番目、小満。 国語辞典によると、「草木が茂って天地に満ち始める」という意。 そのとおり、山々は若葉の新緑で青々としてきており、秋に蒔かれた麦は穂をつけはじめてきています。 梅には青梅が鈴なりになり、収穫の時を迎えよう...
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立夏 ―二十四節気―

まずはお詫び。今年の立夏は5月5日子供の日で既に過ぎ去っておりまして、5日もたってから、立夏のことを書くのも憚られますが、先日書いたように連休中には授戒会に行っておりましたため、うっかり失念しておりました。まぁ、次の小満がくるまでは立夏の最...
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穀雨 ―二十四節気―

京都では例年より遅く満開を迎えた桜が散り始め、花見のシーズンもそろそろおわりといったところです。 本日は二十四節気の第6番「穀雨」。文字通り、農業では苗代の稲が発育するのにいい雨が降る頃ということでしょう。 苗代(なわしろ)といっても、ほと...
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晴明 ―二十四節気―

暦の上で本日は、二十四節気の5番目、「晴明」です。花が咲き、お花見のシーズン……ということですが、昨日、日本列島は暴風にあおられました。京都でも雹が降り、雷が鳴り、強い雨と風で台風のようでした。 各地からの被害報告によると、3名の方が亡くな...
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春分 ―二十四節気―

昨日3月20日は、仏教では春のお彼岸の中日にあたり、二十四節気の第4番目にあたる「春分」でした。 京都では日の出が6時01分と、だいぶ日の明けるのが早くなってきました。昼間と夜間の時間が等分になるのが春分であるということで、『暦便覧』には「...
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啓蟄 ―二十四節気―

今日は二十四節気の第3番、啓蟄(けいちつ)です。今日からお彼岸のお中日である春分の日の前日までのことをいいます。冬眠していた虫が大地から這い出してくるころです。 「けいちつ」と読みますが、諸橋大漢和によると、もともと「蟄」という字は、「チフ...
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雨水 ―二十四節気―

昨日(2/19)は、二十四節気の第二、「雨水」でした。雪が雨に変わっていく時節ということです。ですが、一昨日には京都市内まで積雪し、自坊の付近も、こんなふうにまた雪で真っ白になりました。 今年は大雪の冬になってしまいましたね。各地でものすご...
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大寒 ―二十四節気― 「かんずり」の雪さらしの頃

本日は、二十四節気の第24番、トリの大寒です。小寒で寒の入りをして、この大寒の終わる立春前日までが一年中で最も寒い「寒のうち」ではありますが、実は蕗(ふき)のとうが芽を出すのもこのころですから、もう地面の下では春の準備が始まっているのですね...
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新年辰歳のご挨拶と「小寒」 ―二十四節気―

あけましておめでとうございます。 旧年中は我々日本人にとって忘れることのできない一年となってしまいました。 どうか今年は被災地の一日も早い復興とご多幸、そして災害のない年をと心から願うところです。 禅文化研究所は本日より通常通りの業務を行な...
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小雪 ―二十四節気―

今日は勤労感謝の日、また二十四節気の第20、小雪(しょうせつ)でもあります。 先日訪ねた金沢の町では、兼六園の松などの木々に、降雪の枝折れを防ぐための雪つりがほどこされていました。昨シーズンはよく雪が降ったように思いますが、今年はどうなるこ...
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立冬 ―二十四節季―

今日は二十四節気の19番目「立冬」です。 もうはや立冬、年内は残すところ、「小雪」「大雪」「冬至」でおしまいです。 子供の頃、立冬といえば、もうかなり寒いというイメージだった記憶があるのですが、このごろは、まだ秋に入ったばかりというイメージ...
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寒露 ―二十四節気―

上の写真は、京都市北区の等持院(臨済宗天龍寺派)です。このごろ、研究所ですすめている事業に関わる仕事で京都市内の臨済宗・黄檗宗寺院を駆け巡っているのですが、先日訪ねた等持院にてスマートフォンで撮影したものです。真っ青な空が見事でしょう。 さ...
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白露 ―二十四節季―

今日は、二十四節気の十五番目「白露」です。 『暦便覧』によると、「陰気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也」とあります。ようやく暑気がさって涼しくなり、朝露ができて白くにごるころということでしょう。 田圃の上を飛び回っていたツバメたちも...
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処暑 ―二十四節気―

立秋も終わり、今日から二十四節気の14番目、処暑に入りました。 これから暑さがおさまっていき、稲穂が実るころとなります。 このところ、各地では秋雨前線の影響で、雨が降ったりして、少し涼しく鳴ってきましたね。 歴の違いもありますが、早稲などは...