僧堂

季刊『禅文化』－吾が師を語る－の取材で、静岡県三島市にある白隠禅師・東嶺禅師ゆかりの寺、龍澤僧堂の後藤榮山老師をお訪ねしました。 梅雨の合間の青空広がる真夏日。窓という窓が開け放たれ、自在に風の通る部屋の中はとても涼しく、目に緑眩しく、また...

京の都もぐっと冷え込み、どこを通っていても目に入ってくる“自然が織り成す美しい錦繍”に心奪われる頃となりました。 大徳寺辺りを訪れますと、駐車場付近のけやきなどは上のように色とりどり。 僧堂の紅葉の木はそれは立派。ちょうど今はグラデーション...

－生死事大、無常迅速　しょうじじだい　むじょうじんそく－ 禅寺の玄関に、「板」（はん）という、客が打って来訪を知らせる四角い木板が掛かっているのを見たことがありませんか。ほんらいこの縦横５０センチの分厚い板は、禅の専門道場の坐禅堂に懸けられ...

墨蹟の撮影にて、神戸市内にある祥福僧堂を訪れました。 こちらの僧堂は、禅文化研究所初代所長の山田無文老師がおられた僧堂です。現在の師家は、木村太邦老師です。 僧堂を訪れると、とても興味深いので色々と観察する私ですが、いつも、どちらの僧堂に伺...