愚堂

禅の寺

愚堂禅師開山の中山寺

本ブログで何度か書いたが、今年秋に愚堂東寔禅師の350年遠諱が営まれる。その愚堂禅師が開山された寺院の中の一つに三重県伊勢市の中山寺がある。 伊勢神宮の外宮に近いところにある、この寺院は臨済宗妙心寺派に属し、当時はこのあたりの本寺であった。...
禅のことば

外に求むること莫かれ -愚堂禅師墨蹟撮影行にて-

愚堂禅師の墨蹟撮影に東京へ出張した。 東京は関東大震災と太平洋戦争での大空襲におそわれて消失した寺院が多く、古くからの資料が残るところは少ないようだ。 今回撮影にいった墨蹟も、おそらく戦後に買い求められて所蔵されているものだと思われる。 「...
4.スタッフ便り

愚堂禅師の鐘銘 -愚堂禅師墨蹟撮影行にて-

愚堂禅師の墨蹟の所在のほとんどは、開山されたお寺の多い岐阜や三重、あるいは京都を中心とした近畿圏なのであるが、大分県にも開山されたお寺があり何本もの墨蹟があるので、遠路を九州へと向かった。 今回わざわざ九州まで出向いた理由のもう一つが、福岡...