愚堂東寔

本の刊行

愚堂禅師の語録と年譜

去る10月1日に大本山妙心寺法堂にて、妙心寺管長河野太通老師の導師のもと、愚堂東寔禅師350年遠諱が厳修された。 この法堂は、愚堂禅師がご存命の頃に建立されたもので、そう思うと、参列している私も感慨深いであった。   何度かブログ禅でも紹介...
1.禅文化研究所の仕事

愚堂東寔遺墨選はじまる

ブログですでにお知らせしたように、花園大学歴史博物館で、昨日9月21日(火)より、愚堂東寔遺墨選が開催されている。 午前10時に開場されると、妙心寺管長河野太通老師にお出ましいただき、オープニングセレモニーとして、岐阜の大仙寺様より会期中ご...
美術館・博物館

展覧会 愚堂東寔遺墨選

本ブログでも紹介してきたが、今年は、近世初期を代表する傑僧、愚堂東寔(ぐどうとうしょく)禅師(大円宝鑑国師/だいえんほうかんこくし)の350年遠諱に正当しており、禅文化研究所は、遠諱事務局より依頼を受けて禅師の「語録・年譜」と、ゆかりの寺院...
4.スタッフ便り

古墨跡は縁のある人を集めるのか

本ブログで、愚堂東寔書「雲門云関」という記事を書いたのは、今年(2009)4月24日のことだった。 それからちょうど3ヶ月して、研究所の私に一本の電話がかかってきた。 それは、インターネット検索していて、たまたま上記ブログをみつけたというあ...
禅のことば

愚堂東寔書「雲門云関」

十年ほど前にとある篤信家の方から、自坊の前庭に寄進いただいた石である。表面には、"雲門云「関(かん)」 愚堂"と書かれている。とても力強い書である。 雲門というのは、雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師(864~949)という中国唐代の禅僧で雲...