職員オススメ本・映画

『ほとんど記憶のない女』

最近、通勤電車で読んでいるのがこれ。 1947年生まれのリディア・デイヴィスというアメリカ人女性作家の著した短編小説集『ほとんど記憶のない女』です。 51の短編を集めて有るのですが、わずか数行のものから、何ページにもわたるものまであります。...
4.スタッフ便り

禅はいずこに……

羽釜で炊いた、菜の花とじゃがいものスパイスごはん(バスマティ米) 「京都なんてところにいたら、禅が身近ですよねぇ」。 というセリフをしばしば耳にします。 確かに、多くの禅寺があり、家の前を雲水が托鉢して歩き、坐禅会なども頻繁に行われ、環境と...
4.スタッフ便り

サーフィンと禅 ガイアシンフォニー第四番

いつ頃からか、私は“サーフィン”というものに興味を抱いています。海で波に乗るあのサーフィンです。 サーフィンの事を考えながらヨガのお稽古に行ったある日の事、ヨガの先生がレッスン前に「さまざまなものに抗う事無く、沿って生きてゆく生き方」につい...
禅のことば

花園大学 無料公開講座 -禅とこころ-

弊所は花園大学内にあります(花園大学の研究機関ではないのですが……)。 そんな研究所のお隣にあります花園大学教堂にて、毎週月曜日の10:40~12:10、無料公開講座-禅とこころ-が開催されています。 次回は4月18日。 花園大学の学長で、...
技を訪う

『ヨーガ禅道話』人文書院  佐保田鶴治著

家人から「読んでみれば?」と勧められていても、ヨガを始めるまでは全く興味の無かった佐保田鶴治先生の本。『ヨーガ禅道話』(人文書院・佐保田鶴治著)。 自身がヨガをするようになり、初めて手に取ってみました。 講演の記録などをまとめたこの本は、易...
4.スタッフ便り

因縁因果の…… 中川宋淵老師

このブログでも何度か書かせていただいていますが、大学卒業後、松田高志先生(神戸女学院大学名誉教授/神戸常磐大学教授)のご指導のもと、ゼミを続けています。 先日のゼミでのお話をご紹介。 松田先生は参禅経験もあり、禅文化研究所の哲学研究班にも所...
1.禅文化研究所の仕事

禅文化研究所HPリニューアル(予定)

今年の夏頃のリニューアルを目指して、研究所所員で「ああでもない、こうでもない」と話し合いをしています。 私のように、在家でありながらも強く禅の世界、哲学に惹かれる者とお坊さんとでは意見の相違もあったりします。 一般の、さほど禅に興味の無い方...
4.スタッフ便り

ヨガの実践

私事ですが、「研究所に勤め、茶道をしているからには、“坐禅”をせねば!」と、大きな志を抱き、やる気だけはみなぎらせ、何ヶ所かのお寺に坐禅を組みに行ってみた事がありました。 ですが、昔バスケットボールをしていた時代に、何度も捻挫をした古傷が耐...
本の刊行

季刊『禅文化』219号 ご予約承り中

来年1月25日発刊予定の、吾が研究所の季刊誌、『禅文化』219号。 ご予約承っております。こちらからどうぞ。 【もくじ】 吾が師を語る――古賀黙傳和尚と東海玄照老師/東海大光禅宗語録入門読本 六祖の物語 (四)/小川隆 ゼミナアル・禅思想の...
4.スタッフ便り

教育とは

以前こちらのブログでもお話させていただきましたが、大学を卒業してから10年以上、2ヶ月に1度のペースですが、ゼミを続けています。 今回、ゼミ担当教授・松田高志先生からのお話で、マヤ・インディアンの言葉を知りました。 生まれてくる赤ちゃんには...
4.スタッフ便り

整理

12月に入りましたね。 ここ最近私は何故か無性に色々な物・モノを整理したい衝動に駆られています。 念の為に申し上げておきますが、平均寿命を参考に言いますと、おそらくまだ人生の終盤を迎えるような年齢でもありません(三十代前半)。まぁそれはわか...
禅のことば

『笑う禅僧―「公案」と悟り』 安永祖堂著

『笑う禅僧―「公案」と悟り』安永祖堂著 「最近、気が晴れないし、坐禅でもしてみようか」 「うちの息子、ぐうたらで根性なしやさかい、坐禅でもさせてみよか」 そんなとんでもないこと "やめておきなさい" とは司馬遼太郎さんの言である。司馬さんは...
美術館・博物館

特別展樂吉左衞門還暦記念Ⅰ -樂美術館-

こちらのブログではもうおなじみ、京都市上京区にあります樂美術館。 12月12日まで、【特別展樂吉左衞門還暦記念Ⅰ】が開催されています。 樂家は、当代で15代を数え、代々樂焼を一子相伝にてつくり続ける家ですが、そのような家に生まれ、仕事をする...
美術館・博物館

-栄西と中世博多展- 福岡市博物館

博多を訪れた際に、福岡市博物館にて開催中の、-栄西と中世博多展-を訪れました。 御存知栄西(ようさい)禅師。関西に住んでいますとやはり京都の建仁寺(栄西禅師が開山)のイメージが強く、教科書で習ったくらいでは、博多との濃い繋がりは書いてあった...
本の刊行

季刊『禅文化』217号発刊

季刊『禅文化』217号が7月25日に発刊されました。 一読者でもある職員Kの今回の注目記事は、2月に開催されました第6回臨黄教化研究会での基調講演録。 JT生命誌研究館館長の中村桂子先生に、「“生きている”を見つめ“生きる”を考える」と題し...