葬儀

自坊つれづれ

篤信家のお婆さんの葬儀に思う

私が兼務している檀家3軒の小さなお寺(実は由緒はかなり古い)があり、その開基の家系で今も檀家総代をされているお家のお婆さんが、さきごろ97歳という天寿を全うされ逝かれました。 自坊の檀家さんでもご自宅での葬儀が少なくなってきたなか、自宅にて...
自坊つれづれ

お盆を迎えて、人の一生を想う

先般、113歳の東京都最長寿の男性が、実は30年ほども前に亡くなっていたというニュースが取りざたされ、各地で100歳を超えた老人の所在確認がはじまっている。既に40人以上の人が所在不明とのことで、驚かされる。全国で4万人以上もいるようだが、...
1.禅文化研究所の仕事

加藤正俊先生 逝かれる

禅文化研究所の学術顧問をお願いしていた、花園大学名誉教授・加藤正俊先生が、去る9月8日夕刻4時48分、心不全により鬼籍に入られた。享年80だった。 先生は、昭和4年、京都府与謝郡加悦町にお生まれになり、花園大学を卒業後、立命館大学大学院日本...
4.スタッフ便り

「おくりびと」に危機感?

4/5の日曜日の朝日新聞の朝刊を読んでいたら、"「おくりびと」に危機感"と題して、全日本仏教会長の松長有慶師(高野山真言宗管長)の記事があった。 僧侶の立場から「おくりびと」をどう見ましたかという質問に対し、 ――葬儀はこれまで仏教の専売特...
4.スタッフ便り

映画 “おくりびと”

このブログでは、今のところ「映画 "禅ZEN"」への記事のアクセス数が多いので……、というわけでもないが、またまた映画のお話。 タイトルにある「映画 "おくりびと"」を、今頃になって観にいった。封切り当初からちょっと気になっていたのであるが...