語録

4.スタッフ便り

訓注 能仁晃道

様々な語録の訓注をてがける、我が研究所の能仁晃道。 主な書籍はこちらから。 ある日、檀家さんのおばあちゃんに言われたそうです。 「おっさん(和尚さん)、そんなもんをずーっと座って読んでて、ストレスがたまらんかね」。 「好きなもんをずーっとや...
本の刊行

愚堂禅師の語録と年譜

去る10月1日に大本山妙心寺法堂にて、妙心寺管長河野太通老師の導師のもと、愚堂東寔禅師350年遠諱が厳修された。 この法堂は、愚堂禅師がご存命の頃に建立されたもので、そう思うと、参列している私も感慨深いであった。   何度かブログ禅でも紹介...
禅のことば

-平常心是道- えしん先生の禅語教室 その13

-平常心是道- へいじょうしんこれどう この語も前回と同じく、『馬祖録』(ばそろく)の「示衆」(じしゅう)という部分に出ています。馬祖道一禅師の説いた禅は昔から、特に「日常禅」として親しまれています。今日の臨済禅はその直系ですから、じっさい...
1.禅文化研究所の仕事

弥勒仏はお酒を飲んだ? 実は布袋さんだった!

萬福寺の布袋さん -臨黄ネット-より 日本の語録の訓注の仕事を続けていると、おもしろい説話に出くわすことが多い。これもその一つである。 「渠(かれ)は是れ真の弥勒、酒は元と米汁より成る。人に飲ましめて共に快楽、一酔、無生を悟る」。 これが、...