活動一覧

事業活動

事業活動

Activity

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マルチメディア研究班

印刷物をはじめ、音声、映像、ホームページなど、現代において益々進化、変遷する多様なメディアを通して、現代人に禅をわかりやすく伝える方策を研究しています。 特に近年は、ハイビジョン撮影による禅の庭や禅僧の映像撮影や、スマートフォンアプリによる禅寺院の紹介など、より新しい媒体を通しての普及を研究しています。
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中国禅宗史・禅語録研究班

当法人は、設立以来語録研究班を組織し、禅文献のうち最重要とされる中国唐宋代の禅語録を継続して会読している。これらは禅の語録を、唐代・宋代の中国語の口語研究を踏まえ、語彙や文体の変遷と思想史の脈絡にしたがって読解してゆくものである。その成果は、唐宋の思想史解明に新たな観点を提供するもの となり、また、唐宋の口語研究に寄与するものとなる。  参加メンバーは仏教学、哲学、文学、中国語学などの研究者や学生、一般からの参加者などで構成され、学際的な雰囲気の中で研究が行なわれている。
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日本禅宗史・禅語録研究班

近年すすめられてきた研究の一つに、日本禅宗史や日本の禅僧の語録の訓注解読がある。日本臨済宗中興の祖とうたわれる白隠慧鶴禅師の自筆刻本をもとにすすめられた、仮名法語の研究は、既に成果も発表されています。今後も全国の由緒寺院より研究依頼された祖師方の語録研究などを中心として、我が国における禅宗史ならびに語録研究を進めていきます。
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哲学研究班

本研究班は、上田閑照先生(京都大学名誉教授)を班長に、昭和58年より発足しました。研究の目的は、現代世界における、また現代世界に対する禅の意義を探ろうとすることにあります。禅が哲学にとってもち得る積極的な意義、および哲学が禅にとってもち得る積極的な意義を見出すこと、また、それによって東西を一つに含む世界の根本原理を見出そうとすることです。
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禅宗経典研究班

禅文献に関わる経典類のうち、これまで未開のものについて独自の研究を進めると共に、臨済宗で常用される経典についても、現代に即した内容や形態は何かを究明し、一般に普及する方策を考える。
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その他の研究班

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調査研究

禅文化研究所では、下記のような研究会等が随時開かれています。参加ご希望の場合は、禅文化研究所までお問い合わせください。

第15回 東西霊性交流

  日付 2019/9/11 場所 オティリエン修道院/ミュンスターシュヴァルツァッハ修道院/ケーニヒスミュンスター修道院/エンゲルタール修道院(尼僧院) 詳細 第15回目となる本年は、日本から6名の修行僧ら(1名は現地から参加/臨済宗3名、曹洞宗3名)が、2名ずつフランスとベルギー3つの修道院に分かれ2週間滞在し、祈りや瞑想、そして労働といった生活を体験したのち、パリで行われる3日間のシンポジウムに参加して帰国となります。スケジュールは下記の通りです。 日付 曜日 行程   宿泊先 9月11日 水 羽田発 14:20(AF279便)         パリ着  19:45 堀口 パリ着19:10(AF1731便) 4名パリ泊       脇長・池田はベルギーへ移動・滞在   9月12日 木 4名はトラップ修道院へ移動、亀・河北はそのまま滞在 各僧院泊 9月13日 金 羽賀・堀口はゲノレ修道院へ移動・滞在 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓      9月14日 土 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓   9月15日 日   9月16日 月   9月17日 火   9月18日 水   9月19日 木   9月20日 金   9月21日 土   9月22日 日   9月23日 月   9月24日 火 亀・河北・羽賀・堀口合流 9月25日 水 全員パリ集合 夕刻よりシンポジウム パリ泊 9月26日 木 シンポジウム   パリ泊 9月27日 金 シンポジウム   パリ泊 9月28日 土 パリ観光   パリ泊 9月29日 日 パリ発 17:40(AF272便)     9月30日 月 羽田着 12:45    
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第14回 東西霊性交流

日付 2014/9/6 場所 円覚僧堂(鎌倉)/臨川寺(京都) 詳細 第14回目は、カトリック側からの要請により、霊性交流の映像制作を兼ねたため、修道士2名のみの参加となり、撮影スタッフ2名が同行して実施されました。スケジュールは下記の通りです。 月日 曜日 行程(予定) 滞在先 宿泊 9/6 (土) 成田着・長野県・三位一体ベネディクト修道院に滞在 長野県富士見 修道院   7:50着 LH0710 9/10 (水) 午後 鎌倉へ移動(カーシュナー前日合流) 撮影スタッフ合流 2名 大船 相鉄フレッサイン鎌倉大船 9/11 (木) 終日 オリエンテーション(円覚寺居士林) 居士林 居士林 9/12 (金) 専門道場にて修行 【撮影】 円覚僧堂 居士林 9/13 (土) 専門道場にて修行 【撮影】 円覚僧堂 居士林 9/14 (日) 専門道場にて修行 【撮影】 円覚僧堂 居士林 9/15 (月) 午前中京都へ 天龍寺・臨川寺へ 京都 臨川寺 9/16 (火) 京都国際禅堂訪問 16:30 カトリック京都司教訪問(夕食招待) 京都 花園会館 9/17 (水) 京都観光(10時~17時)   京都 花園会館 9/18 (木) 京都観光・ショッピング   午後関空に移動 大阪 関空ワシントンH 9/19 (金) 帰国(関西空港) 10:05発 LH0741    
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白隠禅師自筆刻本集成

白隠禅師自筆刻本仮名法語を完全復元、以てその法灯を永劫に伝える- 本特別事業は平成7年より7年計画により遂行されました。 宗門中興の祖、五百年間出と称えられる白隠禅師が、「衆生無辺誓願度」の願輪の下よりあらわされた著作は、漢文語録六種十九冊、自筆刻本仮名法語二十四種二十九冊にのぼります。そのすべては、真箇、禅師の煖皮肉にほかなりません。日本臨済宗は、今やことごとく白隠下となりました。禅師の残されたこれらの著作こそ、まことに真の法財と言うべきものであります。なかでも、白隠禅師みずからの筆跡を梓に刻んだ自筆刻本仮名法語は、残された原版本も少なく、散逸の危機に瀕しているのが現状です。現存する最良の版本を元に、旧来の伝統的な木版技術によって忠実に模刻し、長期保存に耐え得る和紙に刷り、禅師の息吹を伝える往時そのままの木版本として完全に復元したのが、本集成であります。 仮名法語 全十帙十八冊 各冊に別冊注釈書が付く。 語録 全二帙十二冊   総十二帙三十冊、別冊十八冊 巻子 一巻 仕様 本文紙 特漉因州紙   装丁  蝋箋紙仕上   総桐製収蔵函入