活動一覧

哲学研究班

事業活動

Activity

本研究班は、上田閑照先生(京都大学名誉教授)を班長に、昭和58年より発足しました。
研究の目的は、現代世界における、また現代世界に対する禅の意義を探ろうとすることにあります。禅が哲学にとってもち得る積極的な意義、および哲学が禅にとってもち得る積極的な意義を見出すこと、また、それによって東西を一つに含む世界の根本原理を見出そうとすることです。

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西田哲学研究会

世話役:秋富克哉 西田幾多郎博士の著作を通して、西田哲学の本質を知ろうとする研究会です。『一般者の自覚的体系』の第二論文「述語的論理主義」を読了して、第三論文「自己自身を見るものの於てある場所と意識の場所」に取り組んでいます。
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大蔵会(講読会)

班長・班員:〔幹事 森 哲郎〕秋富克哉/位田佳永/井上克人/今泉元司/岩本明美/大井和也/大塚幸子/大橋良介/岡田勝明/香西克彦/小嶋 孝/小林圓照/小林 恭/齋藤義一/清水大介/垂谷茂弘/花岡永子/藤田正勝/森下温美/吉江孝美/吉田叡禮 『大乗起信論』講読研究会を引き継いで、関係研究者の自由参加を大幅に認めた形で、平成7年度より『大蔵会』という名称ではじまった、宗門に関する基本書を購読する研究会です。 現在は、『華厳五教章』を講読しています。 約20名の参加者は、大学教員、大学院卒業者であり、若手の仏教専攻の研究者がチューターとなり、テキストの解読・解釈のみならず、狭義の学会を超えた現代世界での「仏教」(修行)の意義などをめぐって討議が重ねられています。  『華厳五教章』の講読研究を経て、現在は、継続して『成唯識論』に取り組んでいます。チューターは大井和也氏が務め、参加者は十数名ですが、現象学関係の研究者も含めて、各自熱心にとり組んでいます。大橋良介氏の協力で日独文化研究所が研究会の場所を提供してくださっています。
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西谷研究会

世話役:森 哲郎 西谷啓治先生の著作を輪読してその哲学を研究します。夢窓国師の『夢中問答』を継続輪読した後に、西谷先生の後期の作品の講読研究として『大谷講義』(著作集第24巻)を輪読継続中。大学院生など若い人々の参加が多くなりつつあります。