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七転び八起きのパワースポット・法輪寺(だるま寺)へ

ブログ禅

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2024/12/04
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次号の季刊『禅文化』の資料撮影で、研究所からもほど近い法輪寺 (だるま寺)にお邪魔しました。

法輪寺は、今をさかのぼる三百年前、萬海禅師が同郷(伊勢)の荒木光品居士の帰依寄進を受け、大愚宗築禅師を勧請開山として開かれた禅寺です。

第十代の後藤伊山和尚は、太平洋戦争敗戦の国土・人心荒廃する日本の復興を祈念して起き上がり達磨堂を建立されました。
禅宗初祖菩提達磨禅師の七転八起の精神である起き上り・忍苦・不倒の教えがシンボルとなり、以来通称「だるま寺」として親しまれています。

現在は紅葉が見頃で、真っ赤なもみじを見つけた観光客の方も訪れておられました。(紅葉の穴場スポット?)

さすが「だるま寺」と親しまれているだけあって、境内の至るところにだるまが!
庭の石像や、屋根瓦など、境内の至るところに隠れだるまがいるので、ぜひ探してみてくださいね。



このたびお邪魔した庫裏の入り口には、とても緻密な木彫りの達磨禅師が。
こちらは台湾から寄贈されたものだそうです。
拝観の際に外から見ることもできますよ。



境内の達磨堂には、なんと約8000体ものだるまが所狭しと並んでいます。
大きなものから小さなものまで、色々なビジュアルのユニークなだるまたちがびっしり。
いかめしい顔をしながらも、ころんと丸いフォルムと真っ赤な色合いがどこか愛らしいだるまさん。ここにいると、力強いパワーをいただいているように感じます。


七転び八起きのパワースポット。だるまさんにあやかって、転んでも起き上がれる「七転八起」の不屈の精神のご利益をいだだきに、新年の初詣に訪れてみるのはいかがでしょうか。
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