柳田聖山 著
A5判・268頁
ISBN978-4-480-32301-9 C1315
【敦煌資料の発見によって、千五百年ぶりに明らかになった初期禅宗の素顔】
この書は、中国固有の老荘思想とインド伝来の仏教学とが、複雑に絡んで渦まく北魏末の思想界に、飄然と西域より来たって、ひとびとに不思議な魅力をあたえたダルマ(達摩)の教えを中心に、その周囲に集った求道の弟子たちの思索と実践の記録である。後世のもっともらしい禅宗初祖の神格を捨てて、平易な日常語で直接に現代に語りかける、人間ダルマの肉声がここにある。
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