禅の語録19 禅関策進

GORO19
藤吉慈海 著
A5判・258頁
ISBN978-4-480-32319-4 C1315

日本では、鎌倉時代に禅と浄土教がはっきりと二つに分かれて、相互に交流することがないのに対して、近世の中国では、両者が内面的に融合して、独自の念仏禅を形成する。本書は、そうした近世大陸仏教の傾向を代表する雲棲シュ宏が、自己の参禅の体験に即して、大小乗の経典と古来の祖師たちの言行録の中から、求道のはげましとなる言葉を選んで短評を加えたもので、近代日本の参禅者にあたえた影響も大きい。
 
全20巻・22冊のセット販売もございます。
詳細はこちらからどうぞ。
7,150  (税込)
+
シェアする

関連書籍

新刊
ZENSHU_GO

令和6年10月発刊

“漢文の中からよみがえる禅者たちの肉声”
いにしえの禅僧たちの有名な故事や問答を読みながら漢文の語義と語法を基礎から一つ一つ学んでゆく懇切な入門書

小川 隆 著

A5版 並製本/442頁
ISBN978-4-88182-340-8

在庫あり
2,970  (税込)

GORO1
柳田聖山 著
A5判・268頁
ISBN978-4-480-32301-9 C1315

【敦煌資料の発見によって、千五百年ぶりに明らかになった初期禅宗の素顔】
7,150  (税込)

GORO10
秋月 龍珉 著
A5判・288頁
ISBN978-4-480-32310-1 C1315

【臨済宗の祖、臨済義玄の語録】
7,150  (税込)

GORO11
秋月 龍珉 著
A5判・488頁
ISBN978-4-480-32311-8 C1315

【唐代禅界の最高峰、趙州従の語録】
8,800  (税込)