柳田聖山 著
A5判・356頁
ISBN978-4-480-32303-3 C1315
前巻につづく初期禅宗史の代表的な作品で、敦煌発見の禅宗文献のうち、最大の長篇である。とくに、前巻の二書がいずれも北宗禅のそれであるのに対して、本書は南宗禅の法系を確立した最初の文献であり、インド以来の禅宗の歴史を主張し、従来の講座派の仏教を昇華し、日常生活の中に新しい実践の思想を吹き込むことによって、後続する禅宗史書の基礎をなし、初期禅宗の体質をうかがわしめるに足る。
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