鎌田茂雄 著
A5判・416頁
ISBN978-4-480-32309-5 C1315
唐中期に活躍した華厳宗の第五祖、圭峯宗密の著書。宋学の思想形成に大きな影響を与えた宗密は、華厳教学に通じていたばかりでなく、禅宗の系統にも属していたため、華厳教学と禅との統一をめざした。このような立場から書かれたのが『禅源諸詮集都序』である。われわれは本書によって、唐代禅宗各派の特質を理解できるのみならず、華厳と禅との融合を中心として、仏教の体系的把握を可能ならしめるのである。
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