禅文化研究所紀要34号(電子版)

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発行日:2019/2/28

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部派仏教の修道と涅槃
 
松岡由香子
宝経としての『楞伽経』
 
常盤 義伸
臨濟義玄禪師の禪思想
 
衣川 賢次
臨済義玄平生事跡考辨
 
賈 晋華
元刊本『臨済録』の構成と価値
 
邢 東風
『景徳伝灯録』巻一七雲居道膺章・曹山本寂章訓註
 
景徳伝灯録研究会
『祖堂集』卷一〇譯注(二)鏡清和尚章(一)
 
禪文化研究所唐代語錄研究班
仮名『正法眼蔵』の成立過程と編集
 
石井 修道
〈雑記〉「査屏球論文」は論文と言えるのか
――「三部構成」の欠如と「修辞法」に反する史料引用――

 
加藤 一寧
 
日本仏教のマレーシアにおける曲折した運命
 
王 琛発
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令和6年10月発刊

“漢文の中からよみがえる禅者たちの肉声”
いにしえの禅僧たちの有名な故事や問答を読みながら漢文の語義と語法を基礎から一つ一つ学んでゆく懇切な入門書

小川 隆 著

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GOROKU
四六判・320頁
ISBN978-4-88182-225-8 C0015
小川 隆著


-禅録の読みは絶え間なく変化している-
多くの禅籍の通読から、唐代禅の問題関心の推移と連関を読み取り、その脈絡のうえに個々の問答を位置づけ、それらを相互に結び付けながら読み解いてゆく。本書はその方法に則った唐代禅宗の思想史的素描の試みである。
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46判並製/272頁
ISBN978-4-88182-253-1 C0015


-宗門第一の書『碧巌録』と宋代禅の特質を考える-
圜悟は唐代禅の問答をどのように読みかえ、そのなかからどのように宋代禅独自の論理と表現を生み出していったのか――本来、それなりの意味をもっていた唐代の問答を、いかに脱意味的な「活句」に読みかえ、それを無事禅批判と大悟の要求に結びつけていったのか――その様相をあくまでも『碧巌録』本文の精読を通してたどってゆく。
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【白隠禅師の漢文語録、初の完全訓注と現代語意訳】
  
本書は白隠慧鶴禅師の漢文語録である『荊叢毒蘂』全九巻、および『荊叢毒蘂拾遺』一巻、それに編者の考えで補充した補遺、そして、これに単著として刊行された『宝鑑貽照』を、付録としておさめ、訓注し現代語訳したものである。
現存する各種書き入れ本を参考に訓注し、また近年、訳註者自身の研究成果をふんだんに盛り込んだ綿密な注釈により、白隠研究の集大成ともいえる一書。

*本書は、臨済宗黄檗宗連合各派合議所の臨済禅師一一五〇年・白隠禅師二五〇年遠諱事業による出版助成を受けて刊行します。



訳注 芳澤勝弘
A5判 上製本 カバー装
巻1~6 総1148頁 
ISBN978-4-88182-281-4 C0015
在庫あり
16,500  (税込)