2017年春号 4月25日発刊
-特集 袈裟と法衣-
伝法衣について―遺された逸話から/舘隆志
染織史からみる伝法衣/山川曉
名物裂と臨済宗の伝法衣・墨蹟表具/佐藤留実
道元と袈裟 説示の変化と教化の変遷/中尾良信
袈裟と法衣の歴史―衣があらわす仏のおしえ/千田たくま
新刊『禅に親しむ』より その三 遊戯/北野大雲
*グラビア 特別展「原の白隠さん」より花園大学歴史博物館
和本の世界(1)装訂から見た本への「こだわり」/橋口侯之介
「喝」のフィロロジー(上)/衣川賢次
「韓信放鉄鷂(国士無双の韓信が、鉄のハイタカを放った)」。して、その心は 死語と化した禅語の意味を、俗な情報によって邪推する(一)/加藤一寧
禅の終焉(下)要説・中国禅思想史49/伊吹敦
禅宗語録入門読本30 雲門(下)/小川隆
―病いはそのまま法の声―「からだ様」は神様です 第六回 希望の股関節/樺島 勝徳
禅の見方、考え方(八)私とは何者か―己自究明(五)/古川周賢
禅における心身について(十六)腰を据え、気を充たす(四)/佐々木奘堂
睡猫庵歌話(十六)木草姫 沖ななも ―『白湯』『樹木巡礼』を読む―/大下一真
表紙解説/山川曉
いっぷく拝見
編集後記《すずろごと》
『禅文化』バックナンバー
禅文化研究所の本
カット/平川功