2020年冬号 1月25日発刊
―特集 栽松翁 飯山の正受老人―
正受老人の生涯 ―東嶺圓慈筆「正受庵栽松塔銘」をもとに―/松竹寛山
『正受老人崇行録』を読む/横田南嶺
正受庵の歴史―庵を再興した人びと―/長瀬哲
正受老人と白隠/芳澤勝弘
誌上提唱・修行者たちのために― 東陽英朝『大道真源禅師小参』を読む(一) ―/河野徹山
第15回東西霊性交流報告 トラップ修道院での生活を体験して/亀滋廣
修道士の祈りに学ぶ― 礼拝堂に三百人が集うわけ ―/羽賀浩大
*グラビア 正受老人(道鏡慧端)三百年遠諱 信州飯山 正受庵の寺宝
グラビア「信州飯山 正受庵の寺宝」釈文
禅における心身について(二十五)― 腰を据え、気を充たす(十三) ―/佐々木奘堂
骨山四季おりおり 市中に山居し自然を友とす ①冬の巻/樺島 勝徳
変わる暮らしの中で今も色褪せない 精進料理の魅力 (七)/精進料理の味/髙梨尚之
禅の見方、考え方(十九)― 私とは何者か 己事究明(十六) ―/古川周賢
善財童子の求道ものがたり(四十九) 教師シルパーヴィジュニャ(善知衆芸)の字母教育とその仏教的シンボリズム― 菩薩道五十三次 カピラヴァストゥ都内の学堂 石薬師の宿駅 ―/小林圓照
『維摩経』が面白い(三)―「大乗」仏教思想の真髄に学ぶ―/西村惠信
令和の御代に 古月禪師様に想いを馳せて/金丸泉
表紙解説/丸山猶計
いっぷく拝見
編集後記《すずろごと》
『禅文化』バックナンバー
禅文化研究所の本
カット/平川功