白隠禅師法語全集 第14冊 庵原平四郎物語 他

IHARA
日本臨済禅中興の祖、慧鶴禅師(一六八五~一七六八)が書かれた、書簡による短編法語七篇をおさめる。
いずれも白隠に私淑していた居士大姉に宛てたものである。延命十句経の受持をすすめるもの、老人の看護の心構えを教えるもの、そして、一念発起してわずか数夜で見性し大悟した平四郎という居士の物語。さらには、病中での心構えと覚悟を説くもの、親類どおしの仲たがいを諌める趣旨のもの、等々である。
まさに、現代社会に潜む様々な問題に関して、白隠禅師が我々の取るべき行動、進むべき道を示されているかのような内容です。禅の高僧のことばは、時空を飛び越え我々の心に響き、その人生にも多大なる影響を与えます。誠の真理がちりばめられているからこそでしょう。
訳注 芳澤勝弘  四六判 250頁 2002.2.20 発行
ISBN978-4-88182-144-2 C0015
在庫あり
2,530  (税込)
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