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○延命十句観音経霊験記……白隠禅師がきわめて熱心に延命十句経の普及につとめていたことは、つとに知られる。本書では、延命十句経を受持していた功徳によって蘇生し、あるいは地獄から生還して、地獄での見聞をつぶさに語る、といった内容の、十いくつかの和漢のエピソードがおさめられている。しかし、禅師は最後に至って、これらの蘇生譚を「絵空事で取るに足らぬ」と否定する。禅師が真の上士に求めるのは、あくまで「菩提心」「四弘誓願」「利他行」といった菩薩道の課題に他ならないのである。
訳注 芳澤勝弘 四六判 350頁 2000.3.27 発行
ISBN978-4-88182-136-7 C0015
2,750  (税込)
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○策進幼稚物語=江戸の居士の求めに応じて書いた、少年時代から24歳までの自伝。もとは初関を透過した120数名の名簿があったが、何らかの理由で削除された。○高山勇吉物語=飛騨高山の少年勇吉に、高山神社の神がのりうつって説教をするという物語。勇吉は時には白隠になりかわって説法もする。奇談めいた内容のため、当時から批判する者もあったが、近年発見の新資料によって実話であったことが証明される。訳注 芳澤勝弘 四六判 420頁 1999.11 発行ISBN978-4-88182-134-3
在庫あり
2,750  (税込)
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オンコロコロセンダリマトウギソワカを唱えて、一所懸命信仰すると病苦解脱が叶う。
あれほどきびしかった白隠禅師が、延命十句観音経霊験記を書かれた。現世利益の不思議さ。
1,572  (税込)
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白隠禅師の数多い仮名法語のなかでも、もっとも親しまれ読まれて来たもので、白隠法語の代表とされるもの。若き白隠禅師が、禅病のために悩んでいた時,とある人から教えられて、京都白河の山居に寓する白幽子を尋ね、内観の法と軟酥の法を伝授された経緯を記し、その法を後進のために述べたものである。また本書には、同じタイトルでありながら、まったく別の内容で、駿河の小島藩主に与えた仁政を説く法語『夜船閑話 巻之下』も併せおさめる。また鹿苑寺に残される自筆写本の影印を附した。
訳注 芳澤勝弘 四六判 350頁 2000.7.31 発行
ISBN978-4-88182-138-1 C0015
在庫あり
2,750  (税込)
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竹貫元勝
ISBN978-4-88182-148-0 C0015
在庫あり
4,180  (税込)
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石井修道著

平成19年2月16日発売

四六判並製本・約600頁・駒沢大学助成出版

ISBN978-4-88182-219-7 C0015



 道元禅師の主著『正法眼蔵』の行持の巻を、原文に即して、全文を紹介し、全訳して、道元禅師の素材である出典を確かめたもの。

 取り上げられる仏祖35名は、道元禅師にとって重要な祖師ばかりであり、詳細な解説を通して、道元禅師の祖師像が明確になっている。
在庫あり
2,530  (税込)
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平塚景堂(相国寺塔頭・養源院住職)著
46判・336頁

異才と鈍才の間で
弟子の景堂和尚が、書いたものを本にするという。彼は東京芸大の美術学部を出て出家、大徳寺と相国寺で専一に修行し何とかその道を極める。相国寺塔頭養源院に住して絵を描き、作曲もやるという芸術的才覚を発揮し、またこのような文章も書く。はたして快とすべきか、はたまた怪とすべきか、それは読者諸賢が決めることである。
臨済宗相国寺派管長 有馬頼底
在庫あり
2,530  (税込)
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禅文化研究所編

臨済宗の高僧の実作から300篇の作例を選び、また、実際の制作に役立つ要句を多数収録し、自作のための解説と用語集を付した、本格的かつ実用的な引導法語作成のための指南書。
在庫あり
16,500  (税込)
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藤田琢司(禅文化研究所所員)著
平成19年11月20日発売
四六判・約252頁

達磨大師は海を渡って日本にも来たという。その伝説資料を発掘する。
在庫あり
1,870  (税込)
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【妙心寺第677 世 東海大光老師】
室号・雪香室。昭和2 年(1927)、佐賀県嬉野市の生まれ。
13 歳の時、生家近くの瑞光寺、古賀黙伝和尚について得度。
その後、福岡県久留米市の梅林僧堂で修行し、東海玄照老師の法を嗣がれた。
梅林僧堂の師家を経て、平成18年、妙心寺派第32 代管長に就任。
在庫あり
1,650  (税込)
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【萬福寺第60 代堂頭 仙石泰山老師】
室号・蒼龍軒。昭和4 年(1929) 大分県に生まれる。
観音寺の守興和尚について得度。
昭和23 年に黄檗山禅堂に入門、のち村瀬玄妙老師の法を嗣ぎ、黄檗山禅堂師家を経て、平成13年に黄檗宗第60 代堂頭に就任。お若い頃、予科練に入隊して戦争も体験されたという。
在庫あり
1,650  (税込)
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【永源寺第142 世 篠原大雄老師】
室号・仙巌室。昭和14 年(1939)、鹿児島県国分市に生まれる。
同志社大学在学時に長岡禅塾に寄宿し、京都市竹林寺の高林文栄和尚について得度。昭和39 年に建仁寺僧堂に掛搭し、竹田益州老師の法を嗣ぐ。
昭和58年、永源寺派第12 代管長に就任。有名な公案についてのお話もうかがった。
在庫あり
1,650  (税込)
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