語録のことば 唐代の禅 

GOROKU
小川 隆著
四六判・320頁
ISBN978-4-88182-225-8 C0015

-禅録の読みは絶え間なく変化している-
多くの禅籍の通読から、唐代禅の問題関心の推移と連関を読み取り、その脈絡のうえに個々の問答を位置づけ、それらを相互に結び付けながら読み解いてゆく。本書はその方法に則った唐代禅宗の思想史的素描の試みである。



【もくじ】

第Ⅰ部 馬祖系の禅
 一 不立文字
 二 祖師西来意
 三 西来無意
 四 即心是仏と非心非仏
 五 柏樹子
 六 平常無事
 七 好事不如無
 八 呼時歴歴応
 九 近前来
 十 是什麼
 十一 洗鉢盂去
 十二 日用而不知


第Ⅱ部 馬祖系の禅から石頭系の禅へ
 十三 業識茫茫
 十四 無始劫来生死本
 十五 主人公
 十六 揚眉動目
 十七 見聞覚知
 十八 只這箇漢
 十九 「渠」と「我」
 二十 幸有専甲在
 二十一 離鈎三寸
 二十二 只是無光彩


第Ⅲ部 臨済の「無位の真人」
 二十三 無位真人(上)
 二十四 無位真人(下)
在庫あり
2,530  (税込)
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平成22年7月20日発売
著・小川隆(駒沢大学教授)
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-宗門第一の書『碧巌録』と宋代禅の特質を考える-
圜悟は唐代禅の問答をどのように読みかえ、そのなかからどのように宋代禅独自の論理と表現を生み出していったのか――本来、それなりの意味をもっていた唐代の問答を、いかに脱意味的な「活句」に読みかえ、それを無事禅批判と大悟の要求に結びつけていったのか――その様相をあくまでも『碧巌録』本文の精読を通してたどってゆく。
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【白隠禅師の漢文語録、初の完全訓注と現代語意訳】
  
本書は白隠慧鶴禅師の漢文語録である『荊叢毒蘂』全九巻、および『荊叢毒蘂拾遺』一巻、それに編者の考えで補充した補遺、そして、これに単著として刊行された『宝鑑貽照』を、付録としておさめ、訓注し現代語訳したものである。
現存する各種書き入れ本を参考に訓注し、また近年、訳註者自身の研究成果をふんだんに盛り込んだ綿密な注釈により、白隠研究の集大成ともいえる一書。

*本書は、臨済宗黄檗宗連合各派合議所の臨済禅師一一五〇年・白隠禅師二五〇年遠諱事業による出版助成を受けて刊行します。



訳注 芳澤勝弘
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