2016年春号 7月25日発刊
-特集 禅と能-
【対談】禅と能 有馬賴底 観世清和 きき手・土屋恵一郎
世阿弥の芸道思想と禅
『花鏡』の「一行三昧」をめぐって/天野文雄
一休と能/松岡心平
薪の里に集いし人々―芸能の転換期と一休禅師/田邊宗一
能面師から見た禅と能/伊庭貞一
禅における心身について (十三)
腰を据え、気を充たす(一)/佐々木奘堂
*グラビア 湯島・麟祥院の霊宝 Ⅱ
グラビア作品解説 春日局像(東京・麟祥院蔵)/志水一行
禅の見方、考え方 (五)/古川周賢
禅宗語録入門読本 27 巌頭と雪峰 (上)/小川隆
新造の禅語 「即今・当処・自己」は禅語なのか(二)
―「即今・当処・自己」変じて「ポジティブシンキング」となる/加藤一寧
― 病いはそのまま法の声 ―
「からだ様」は神様です 第三回 夏カゼに胃薬/樺島勝徳
部分から全体へ 寺院建築入門 (十)/佐々木日嘉里
最後の光芒 (下) 要説・中国禅思想史46/伊吹敦
善財童子の求道ものがたり (三十八)
十大法楽の歓喜溢れる寂静音海と呼ぶ夜の女神
―菩薩道五十三次 マガダ国ブッダガヤの菩提道場 御油の宿駅―
/小林圓照
睡猫庵歌話 (十三) 「喫茶去」に素直に
―浜田蝶二郎『わたし居なくなれ』など/大下一真
表紙解説/伊庭貞一
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いっぷく拝見
編集後記《すずろごと》
『禅文化』バックナンバー
禅文化研究所の本
カット 平川 功