絶版となっていた『槐安国語』全二巻の下巻「訓読」のみ(但し「大応国師語録訓注」を除く)を復刊、単行本化したもの。
訓註・道前宗閑(永源寺派管長)
ISBN978-4-88182-298-2 C0015 \10000E
A5判上製カバー装 980ページ
『槐安国語』は、寛延2年(1749)、白隠禅師65歳の時にその弟子たちの懇請を受け、大徳寺開山宗峰妙超の『大灯国師語録』に評唱(批評)と著語(寸評)を付したもの。
語録『荊叢毒蘂』と並ぶ、白隠禅師の代表的著述。白隠禅師法孫、必携の書。
現役師家(大本山永源寺派管長)が明かす白隠禅師の真意!
明治年間の流布本に校訂を加えた上で、正確な読み下しに豊富な振り仮名をふった訓読と注記。大灯録の部分と白隠禅師の提唱部分で字体を区別し、読みやすくした。
注記は、特に白隠禅師の引かれる広範囲な引用の典拠をほとんど究明。さらに語注だけにとどまらず、大灯・白隠両禅師の真意にまで迫る。禅文化研究所黒豆データベースに対応。
ISBN978-4-88182-298-2 C0015 \10000E
A5判上製カバー装 980ページ