2017年夏号 7月25日発刊
―特集 白隠禅師シンポジウム-京都-―
白隠禅師シンポジウム基調講演
白隠前後無白隠/後藤榮山
白隠研究・回顧と展望/芳澤勝弘
白隠禅師シンポジウム発表レポート
白隠慧鶴と愚堂東寔/瀧瀬尚純
仏教界の覚醒と禅 (上)―要説・中国禅思想史50/伊吹敦
「喝」のフィロロジー(中)/衣川賢次
「韓信放鉄鷂(国士無双の韓信が、鉄のハイタカを放った)」。して、その心は 死語と化した禅語の意味を、俗な情報によって邪推する(二)/加藤一寧
*グラビア 特別展「白隠とその弟子たち」より
禅の見方、考え方 (九) 私とは何者か ―― 己事究明(六)/古川周賢
和本の世界(2)中世の書物を担った人々/橋口侯之介
部分から全体へ 寺院建築入門 (十二)/佐々木日嘉里
禅における心身について (十七) 腰を据え、気を充たす(五)/佐々木奘堂
禅宗語録入門読本31 玄沙 (上)――達磨不来東土 二祖不往西天/小川隆
善財童子の求道ものがたり (四十一) 「すべての衆生の守護を誓願とする果敢な精進の光明」と呼ぶ第八の女神 ―マガダ国ブッダガヤの菩提道場 岡崎の宿駅―/小林圓照
―病いはそのまま法の声― 「からだ様」は神様です 第七回 一口吸盡西江水/樺島勝徳
睡猫庵歌話 (十七) 大いなるものの看取り ―上田三四二『鎮守』を読む―/大下一真
表紙解説/後藤榮山
賛助・後援会員・寄付者一覧
いっぷく拝見
編集後記《すずろごと》
『禅文化』バックナンバー
禅文化研究所の本
カット/平川功