学術専門書
語録を読むための道具書、参考書、あるいは研究成果や語彙索引などの学術専門書を集めました。
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永源寺の中興開山として知られる一絲文守(仏頂国師、1608~46)の語録にはじめて訓注を施した。一絲の語録としては簡略版ともいえる『仏頂国師語録』が広く流布するが、本書ではより多くの作品を収録する『一絲和尚語録』を底本とした。 -
この現代語訳を読めば、770年前の鎌倉時代に渡来したばかりの、中国南宋禅の生々しい息吹を感じるに違いない -
近世臨済禅の巨匠 古月禅材の語録
初めての全訓注 -
ボサツ行の意義を解説する
『楞伽経』には四巻本、十巻本、七巻本の三種があるが、初期の禅宗ではこのうち四巻本楞伽経を所依の経典とし、達摩大師は慧可にこの四巻本を以てその心要であると伝え、日本の禅門でも最も読まれたのがこの四巻本である。本経の主題は「心意識を離れた自覚聖智を証得せよ」ということである。
常盤義伸( 花園大学名誉教授) 著
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発送は11月末より
貴重な『鵞王毒涎』および『蘇山喬和尚語録』の影印、テキストデータCD付き
蘇山玄喬禅師の150年遠諱に徳源寺および縁の深い見性寺・円福寺・多福寺蔵の個性溢れる遺墨などを収録し、徳源寺より記念刊行された図録を特別頒布。 -
鉄山宗純禅師400年遠諱記念刊行
鉄山宗鈍禅師(1532~1617)の語録に、訓読、注記、及び意訳を施したものである。禅師の400年遠諱を記念して、平林寺から刊行された。 -
臨済禅師1150年遠諱記念国際学会論文集
世界から集められた臨済禅師と『臨済録』を主題とする最新の研究成果の集大成。 -
絶版となっていた『槐安国語』全二巻の下巻「訓読」のみ(但し「大応国師語録訓注」を除く)を復刊、単行本化したもの。
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2016年の臨済禅師1150年大遠諱にあたり、臨済宗黄檗宗連合各派合議所の推薦、禅文化研究所の協力のもと、未完であった第5巻、第12巻を補い、小川隆・駒澤大学教授による書き下ろし第20巻を加えた新編成で、復刊・完結。 -
本書は、南禅寺派四代管長(327世)、妙心寺派十一代管長(590世)、南禅寺山内南陽院開祖、高源室毒湛匝三老師(1840~1917)の『語録』に、訓読、注記、及び意訳を施したもの。老師の一百年遠諱を記念して南陽院より発行された。語彙索引付き。 -
天台密教以外の栄西の著作、ならびに伝記史料を集成した『栄西禅師集』が、いよいよ刊行。 -
湖南の石頭希遷と共に禅界の双璧と称される馬祖道一の語録を、原文とともに、読み下し、口語訳、注釈、解説を付した底本『馬祖の語録』(禅文化研究所刊)は、昭和59年6月30日に発刊された。長らく絶版品切れとなっていた本書を、このたび電子書籍として復刻したもの。発売元はアットマーククリエイト。
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【景徳伝灯録 待望の続刊】
中国口語史研究の成果を踏まえた初めての訓注本。
既刊第3冊(巻7・8・9)、第4冊(巻10・11・12)に待望の続刊刊行!
禅語録中、最も基本的かつ重要な文献の初めての訓註。索引は註をほどこした語句を中心に採用し、固有名詞・代別語者の索引も付す。 -
行実は、明和五年(1768)に写された「大愚和尚行実並徒弟記 全」(岐阜南泉寺本)を底本に、語録は年紀不詳ながら無著道忠筆といわれる「大愚和尚語録」(京都龍華院本)を底本に、拾遺は年紀不詳の「大愚和尚語録拾遺」(岐阜正眼寺本)を底本にし、ほかに岐阜多福寺本、京都法輪寺本も併せ見て本書の訓注を行なった。
語句索引付き。 -
禅語録中、最も基本的かつ重要な文献の初めての訓註。索引は註をほどこした語句を中心に採用し、固有名詞・代別語者の索引も付す。 -
現存する我が国最古の総合的僧伝 完全訓読!初の詳細解説付
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大圓寶鑑國師の350年遠諱を記念して刊行。愚堂東寔禅師(1577~1661)の『語録』、及び『年譜』に、訓読と注釈を附したものである。 -
仙台、遠山覚範寺開山虎哉宗乙禅師(1530~1611)の語録に訓注と注釈を附したもの。禅師の400年遠諱を記念して覚範寺から刊行された。略年譜、語彙索引付き。 -
宗門第一の書『碧巌録』と宋代禅の特質を考える。
- 禅文化研究所の最新出版物のDMパンフ(2022年秋号)はこちら(PDFファイル)からご覧いただけます。