花園大学歴史博物館開館20周年記念「両足院―いま開かれる秘蔵資料―」
日付 | 2021/11/15 |
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場所 | 花園大学歴史博物館 |
詳細 | 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2020年春に予定していた本展覧会は中止を余儀なくされていましたが、感染者数が落ち着いてきたこともあり、花園大学の「新型コロナウイルス感染症拡大防止のための花園大学行動活動指針」がレベル1になりましたので、改めまして、事前予約制にて下記の通り展観させていただくことになりました。 どうぞ、ご予約の上、本展にお運びいただきますようお願い申し上げます。 花園大学歴史博物館開館20周年記念「両足院―いま開かれる秘蔵資料―」両足院(京都市東山区)は龍山徳見(1284~1358)を開基とする建仁寺山内塔頭です。龍山徳見は建仁寺開山・明庵栄西(1141~1215)の法脈・黄龍派につらなる傑僧であり、両足院では師の法灯と教えが連綿と堅持されています。また両足院は、五山文学における最高峰の寺院のひとつとしても知られています。江戸時代には、五山のなかでも学徳抜群の傑僧に与えられる「碩学」が授与されるなど、学問盛んな「建仁寺の学問面」の中核を担いました。さらに、両足院住持のうち雲外東竺等が碩学として対馬・以酊庵に輪住し、対朝鮮外交の一翼を担いました。このようなことから、両足院には質・量ともに他に類を見ない典籍が伝来しています。 このたび、花園大学歴史博物館と禅文化研究所(デジタルアーカイブス事業)との共同にて、書跡・典籍・絵画を中心とする両足院所蔵文化財の調査を行う機会を得ることができました。その共同調査の成果として、両足院の多彩な寺宝のなかから未紹介資料を中心に展観します。寺史関連資料をはじめ、以酊庵関連資料、中世・近世絵画の優品を通じ、両足院が歩んだ道を辿ります。 また、会期中に近くの花園会館にて2回の「記念講演会」を実施します。詳しくはこちらをご覧下さい。 出品作品:
会期:2021年11月29日(月)~2月3日(木) ※会期中、大幅な作品の展示替を行ないます。 前期:2021年11月29日(月)~12月25日(土) 後期:2022年1月7日(金)~2月3日(木) 休館日:日曜日、祝日、12月17日(金)、12月27日(月)~1月6日(木) ※但し、大学行事により臨時休館する場合があります。 開館時間:10:00~16:00(土曜日は14:00まで) 事前予約制 事前予約方法についてはこちらをご覧下さい⇒花園大学歴史博物館における一般公開再開のお知らせ.PDF 会場:花園大学歴史博物館(無聖館4階) 入館料:無料 主催:公益財団法人 禅文化研究所、花園大学歴史博物館 協力:両足院 *お問い合わせは、花園大学歴史博物館(TEL 075-811-5181・FAX 075-811-9664 )まで。 ちらしPDFは両足院展リーフレット.pdfからどうぞ |