公益財団法人 禅文化研究所

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刊行普及

実践講座「サンガセミナーオンライン講座」 令和3年度

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日付 2021/9/21
場所 オンライン講座
詳細

僧侶も一般の方も一緒になって学ぶ場。それがサンガセミナーです。

禅文化研究所では、平成25年度より毎年開催しご好評をいただいております実践講座「サンガセミナー」ですが、新型コロナ蔓延防止施策により移動の自粛が叫ばれる中ですので、今年度も講座数をしぼって講師方にもご協力いただき、Zoomを利用したオンライン講座として開催します。ただし、コロナ蔓延がある程度収束し施策としての移動自粛が解除された曉には、オフライン講座も追加開催をすることも検討していきます。その際には本ページ等でもご案内しますので、折を見てご確認下さい。
なお、本オンライン講座に必要なインターネット回線やパソコン(WEBカメラやマイクを含む)・携帯端末などについては、ご自身でご用意をお願いします。お申し込み、ご入金を確認した後に、オンライン講座のログイン情報をお知らせします(その後はキャンセルや返金処理をお受けできません)。
寺院の公益性もますます求められるなか、檀信徒だけでなく、地域社会の中において寺院を活性化していくためにも、仏法のもとに集う仏教徒の集まりである僧伽(サンガ)を大切にしたいと考えます。皆さまのご参加、お待ち申し上げております。
 

【お申し込み要領】

  • お申し込みは、それぞれの講座の注文フォームより、開催日の10日前までにお願い致します。クレジットカードでお支払い以外の場合は、お申し込み後、受講料振替用紙を送付しますので、期日までにご入金をお願いします。
  • 注文フォームに必ずメールアドレスを入力願います。決済後のご連絡は、原則としてメールで行ないます。なお携帯端末のメールアドレス(@docomo.ne.jp、@au.comや@softbank.ne.jpなどのアドレス)の場合、こちらからのメールが迷惑メール扱いとなって受信されない設定になっている場合があります。あらかじめ@zenbunka.or.jpというドメインについては受信可能なように設定変更をお願いします。詳しくは、下記をご参照ください。
    docomo携帯の場合はこちら
    au携帯の場合はこちら
    SoftBank携帯の場合はこちらの「MMS」のタブ
  • 講座によって教材費用が必要な場合があります。
  • ご入金を確認し、こちらからZoomミーティングのURLをお送りした後はキャンセルや返金はできません。ご了承下さい。
  • それぞれ連続3回講座となっておりますが、もし受講できない回があれば、録画をご覧頂くように対処いたします。
  • 原則的に7日前をもって申込人数が5名に満たない場合は開講中止とし、ご返金申し上げます。
  • 受講料は税別価格です。
  • 弊所賛助会員、後援会員の方々は、どの講座も500円引きで受講頂けます。

【Zoomオンライン講座の受講の仕方】

決済が終了し、講座日程の数日前になりますと、オンラインセミナーのURL(アドレス)を、お申し込み時のメールアドレスにメールでお知らせします。当日はそのURL(アドレス)にアクセスしていただくことで受講できるという仕組みです。
ただし、オンライン講座に利用するzoomは初めてお使いになるという方もおられるかと思います。
そういった場合には、本講座に先だってZoomの使い方を体験していただくこと(無料)も可能ですので、禅文化研究所 サンガセミナー担当宛にメールか電話(075-811-5189)でお知らせ下さい。できる限りご希望に添うお時間に対応させて頂きます。
 
 
 
 

 

1 「雪舟研究最前線」講座(全3回集中講座)

日時: 令和3年12月8日/令和4年1月12日/令和4年2月9日(毎月第2水曜日) 20:00~21:30

受講料:3回合計7,500円(税別)雪舟 天橋立図(web用).jpg
お申込みはこちらから
講師◆福島恒徳先生(ふくしま・つねのり/花園大学文学部教授・花園大学歴史博物館長/美術史)
  • 山口県立美術館勤務を経て、現職。花園大学奉職と同時に同大歴史博物館の運営にも携わり、2014年より同館館長をつとめる。専攻は日本美術史。特に中近世の絵画史、なかでも明兆や雪舟など禅僧画家の研究を専門とする。

室町時代に活躍した雪舟という水墨画家であり禅僧をご存じない方はおられないのではないかと思います。おもに山水画がよく知られていますが、肖像画や花鳥画なども残っています。贋作が多いことでも突出しており、古くからネームバリューのあった画僧であったといえましょう。また、近年になって、作品や史料の新発見が相次いで注目を集めています。本講座では雪舟研究の専門家である講師によって、3回に亘って、この雪舟の真筆画を観賞しながら最新の研究情報をご教示いただこうというものです。

※写真は雪舟筆「天橋立図」(京都国立博物館蔵)

 


 

2 「怪異学の冒険」講座(全3回集中講座)

鳴釜(web用).jpg日時: 令和3年12月11日/令和4年1月8日/令和4年2月12日(毎月第2土曜日) 10:00~11:30

受講料:3回合計7,500円(税別)
お申込みはこちらから
講師◆西山 克先生(にしやま・まさる/京都教育大学名誉教授/日本中世史)
  • 歴史学の視点から怪異を読み解き、王権・聖地・怪異・巡礼・地獄をキーワードに、日本の中世社会を生きた人々の心性を明らかにしようと努める。著書に、『聖地の想像力――参詣曼荼羅を読む』(法蔵館)、『地獄への招待』(臨川書店)など。
昨年までは本講師に「熊野観心十界図(地獄図絵)」を読み解く講座をお願いしてきましたが、昨今の季刊誌『禅文化』に「怪異の歴史学」という連載をお願いしていることもあり、今年度は、日本に古くから伝えられてきている「怪異」の世界について3回に亘って語っていただきたいと思います。地獄や妖怪を愛してやまない講師ならではの、面白いお話が聴けることでしょう。
 

※写真は「鳴釜」(『百器徒然袋』国立国会図書館デジタルコレクションより)
 


 

3 一眼レフデジカメ「広角~望遠レンズを使いこなそう」講座(全3回集中講座)

日時: 令和3年12月18日/令和4年1月15日/令和4年2月19日(毎月第3土曜日) 13:00~14:30

受講料:3回合計7,500円(税別)

お申込みはこちらから

必要な物:デジタル一眼レフカメラ(ミラーレス一眼でも可、ただしレンズ交換のできないコンパクトデジタルカメラは不可)柴田_AK5D1982(web用).jpg

講師◆柴田明蘭先生(しばた・あきら/写真家)

  • 公益社団法人日本写真家協会会員。撮り尽くすことができないと言われている京都に写真で挑む写真家。禅宗寺院とも縁があり、年間を通して相国寺・金閣寺(鹿苑寺)などからオフィシャルに撮影を委ねられている。
一眼レフカメラは、なんといってもレンズ交換ができることが醍醐味のひとつです。標準レンズはもとより、より広い画角の広角レンズから、遠くの景色を引き寄せる望遠レンズなど、複数のレンズをお持ちの方もおられましょう。あるいは広角から望遠まで対応しているズームレンズをお使いの方も多いと思います。ただ、それらのレンズの特性を活かした写真を撮ることができていますか? レンズを換えても、なんとなく思っているような写真が撮れないというようなお悩みもあるでしょう。本講座では、それぞれのレンズの特性を理解してもらいながら、撮るシーンでの使い分けかたや、いい写真を撮れるようなテクニックを、カメラの基本的な使い方も含め3回に亘って伝授して頂きます。

※写真は柴田明蘭先生撮影